2026年5月19日(日本時間)、NBAプレーオフのウェスタン・カンファレンスファイナル第1戦でビクター・ウェンバンヤマが歴史的なパフォーマンスを披露し、NBAファンの間で「ウェンビー」がトレンド入りした。
サンアントニオ・スパーズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、ダブルオーバータイムという極限の死闘に突入。ウェンバンヤマはこの試合で41得点・24リバウンド・3アシスト・3ブロックを記録し、約49分間コートに立ち続けた。特に注目を集めたのは、オーバータイム残り26.3秒、3点ビハインドという絶体絶命の場面でディープスリーを沈めて同点に追いついたシーンだ。最終的にスパーズはダブルオーバータイムを制し、サンダーからGame1を奪取した。
ウェンバンヤマは2004年1月4日生まれのフランス出身、身長221cmのセンター。2023年NBAドラフト全体1位でスパーズに指名され、2023-24シーズンには平均21.4得点・10.6リバウンド・3.9アシスト・3.6ブロック(リーグ最高)を記録して満場一致で新人王を受賞した。2026年プレーオフでは初戦でNBA新記録となる12ブロックを達成するなど、今シーズンのプレーオフを通じて圧倒的な存在感を示している。また、キャリア開始から99試合で221本の3ポイントを成功させており、同記録にステフィン・カリーが111試合を要したことと比較しても、その3ポイント能力の高さが際立つ。
今回の対戦相手サンダーはMVP候補のSGA(シェイ・ギルジャス=アレクサンダー)を擁する強豪チームだが、レギュラーシーズンではスパーズが4勝1敗と優位に立っていた。ウェンビーをベースラインから引き剥がす5-out戦術やSGAのミッドレンジ活用など、サンダー側のウェンビー攻略策への注目も高まっており、シリーズの行方が大きな関心を集めている。