アルアハリ
画像: AI生成

FC町田ゼルビアがACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)決勝でアル・アハリ・サウジFCと対戦し、延長戦の末0-1で敗れた。日本クラブ初のACLE初出場初優勝という歴史的偉業がかかった大一番は、深夜にもかかわらずDAZNの無料ライブ配信で多くのファンが見守った。

試合は4月26日(日)日本時間1時15分、サウジアラビア・ジッダのキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムでキックオフ。発煙筒が焚かれる異様な雰囲気のアウェー環境の中、前半はGK谷晃生がガレーノとの1対1をビッグセーブするなど体を張った守備で0-0のまま折り返した。

後半途中、テテ・イェンギが相手DFとの小競り合いから相手のレッドカードを誘発し、町田が数的優位に立つ展開となった。しかし数的優位を活かすことができず、アルブレイカンのマフレズのクロスからケシエの落としを押し込む形で先制ゴールを許した。90分を0-0で終えて延長戦に突入したが、最終的に0-1で敗戦となった。

町田はACLE初出場ながら、ファイナルズ4試合を無失点で勝ち上がるという驚異的な成績を残した。準決勝では相馬勇紀の前半12分の先制ゴールでシャバブ・アルアハリ(UAE)を1-0で撃破し決勝に進出。大会全体でも12試合中7試合でクリーンシートを達成するなど、守備の堅さが際立つ戦いぶりだった。

対戦相手のアル・アハリ・サウジは前回王者であり、マフレズ、イヴァン・トニー、ガレーノらを擁する強力な布陣。準決勝の神戸戦では複数の違反でAFCから選手とクラブに計685万円の罰金処分を受けていたことも話題となっていた。

今大会の優勝クラブにはクラブワールドカップの出場権が与えられる予定だったが、町田はその夢に届かなかった。それでも、J1昇格からわずか数年でアジアの頂点まであと一歩に迫った快進撃は、日本サッカー界に大きな足跡を残した。