イタリア
画像: AI生成

2026年4月1日未明、「イタリア」がXのトレンドに急浮上した。主な理由は二つある。一つはサッカーW杯欧州プレーオフ決勝での衝撃的な敗退、もう一つはイタリア政府による米軍機着陸拒否のニュースだ。

サッカーでは、イタリア代表がボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフ決勝に臨んだ。試合はDAZNでライブ配信され、キーンの先制ゴールでイタリアが優位に立ったかに見えた。しかし前半41分、DFバストーニが一発退場となり、チームは10人での後半を余儀なくされた。最終的にイタリアは逆転を許し、W杯出場を逃した。これで2018年・2022年大会に続き3大会連続の本大会不出場が確定した。かつて世界王者として君臨したイタリアが、なぜこれほど長期にわたってW杯に出られないのかという問いが、X上で多くの議論を呼んでいる。準決勝ではトナーリが1ゴール1アシストの活躍で北アイルランドを下しており、決勝進出への期待が高かっただけに落胆は大きい。ガットゥーゾ監督は試合前に「この状況で胸が高鳴らないなら引退するしかない」と語っていたが、その言葉が皮肉な結末となった。

一方、政治・外交面でも「イタリア」が注目された。3月31日、イタリア国防省が中東に向かう予定だった米軍爆撃機のシチリア島シゴネラ基地への着陸を拒否したと現地メディアが報じた。理由は事前の許可申請・協議がなかったためとされ、イタリア政府は対イラン軍事作戦に関連した基地使用には議会の承認が必要との立場を示している。スペインやフランスも同時期に米軍機への領空閉鎖を実施しており、欧州各国が米国の軍事行動に距離を置く動きが相次いでいることから、「欧州の対米自立」という文脈でこのニュースは広く拡散した。

サッカーの敗退ショックと地政学的ニュースが重なったことで、「イタリア」への関心が一気に高まり、トレンド入りした。