バステール
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2026年3月8日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念(G2・芝2000m)で、3番人気のバステールが優勝し、競馬ファンの間で大きな話題となっている。

バステールは2023年産の牡馬で、父キタサンブラック・母マンビア、栗東・斉藤崇史厩舎所属。前走は阪神芝2000mの未勝利戦を単勝1.5倍で完勝しており、今回が重賞初挑戦だった。通常、重賞レースには複数の重賞・オープン戦を経てから挑むケースが多い中、未勝利戦からの直行という異例のローテーションでG2制覇を果たしたことが大きな驚きをもって受け止められている。

レースでは前日オッズ2.4倍のアドマイヤクワッズ(1番人気)、2.5倍のライヒスアドラー(2番人気)が上位人気を形成し、バステールは5.9倍の3番人気にとどまっていた。しかし川田将雅騎手を鞍上に迎えたバステールは、直線外から鋭く伸びて差し切り、1番人気・2番人気を逆転する形でゴールを制した。2着はライヒスアドラー、3着はアドマイヤクワッズという結果となった。馬体重は456kg(前走比+8kg)でレースに臨んでいた。

また、父キタサンブラック産駒が連日の中山重賞制覇を達成したことも注目を集めている。キタサンブラックはGI7勝を誇る名馬で、種牡馬としても高い評価を受けており、その産駒の活躍は競馬ファンにとって大きな関心事となっている。

弥生賞ディープインパクト記念は皐月賞(GI)のステップレースとして位置づけられており、上位3着馬には皐月賞への優先出走権が付与される。バステールはこの権利を獲得したことで、今後のクラシック戦線での活躍が期待される。レース前には「まだ幼い面は残り…」とのコメントも伝えられていたが、それを覆す堂々たるパフォーマンスを見せた点も話題を呼んでいる。