2026年2月20日、ミラノ・コルティナ2026オリンピックのフィギュアスケート女子シングルで、坂本花織が銀メダル、中井亜美が銅メダルを獲得した。日本女子フィギュア史上初となる2人同時表彰台という歴史的快挙が、「銀メダル」というキーワードを日本中でトレンド入りさせている。
今大会の女子シングル最終結果は、金メダルがアリサ・リウ(米)で226.79点、銀メダルが坂本花織で224.90点、銅メダルが中井亜美で219.16点、4位が千葉百音で217.88点だった。坂本と中井の得点差はわずか5.74点という接戦だった。
坂本花織にとって今大会は今季限りでの現役引退を前にした最後のオリンピックとなった。演技後には「最後まで100%出し切れなかったのがすごく悔しい」と涙を見せながらも、「奇跡のような銅メダルから銀で悔しいと思えるぐらい成長したのかな」「4年間本当に頑張ってきてよかった」と語った。また、この銀メダルは日本フィギュア界歴代最多に並ぶ4個目のオリンピックメダルとなった。
一方、初出場の中井亜美は五輪最年少メダリストという記録を打ち立てた。引退する坂本と初出場の中井が同じ表彰台に立つ姿は、世代交代の象徴としても多くの注目を集めている。
さらに前日の2月19日には、スノーボード女子スロープスタイルで深田茉莉が日本勢初の金メダル、村瀬心椛が銅メダルを獲得。男子スロープスタイルでも長谷川帝勝が銀メダルを獲得しており、日本勢のメダルラッシュが続く中でのフィギュア快挙となった。
坂本の「悔しい」という涙に共感する声、4年間の集大成を称える声、そして中井の若き快挙を祝う声が交錯しながら、SNS上では感動と祝福の投稿が溢れている。神戸市長も「神戸市民にとって大きな誇り」とコメントを発表するなど、地元からも大きな反響が寄せられている。