2026年2月17日、ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子団体パシュート準決勝・決勝が開催され、日本チームが2大会ぶりの金メダル獲得を目指した。パシュートは「追跡」「追撃」を意味する英語で、1周400mを6周(2,400m)滑走し、3人1チームで最後尾の選手がゴールしたタイムで競うスピードスケート唯一の団体種目だ。2006年トリノ五輪から正式競技として採用され、日本女子は平昌五輪で金メダルを獲得している。
今大会、日本チームは髙木美帆、佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜の4人で臨んだ。特に注目されたのが新戦術「バンプドラフト」の投入だ。この戦術はアメリカ代表が始めたとされ、NASCARからの発想とも言われている。準々決勝では2位で突破し、準決勝では強豪オランダと対戦した。日本時間22時58分にレースが開始され、最後まで接戦となったが、0.12秒差でオランダに敗れた。しかし、3位決定戦でメダル獲得のチャンスが残されている。
野明花菜選手は下諏訪町出身で、両親も元オリンピック選手という家族だ。「父と母が見た景色を見てみたい」という思いで出場し、「最強の4人目」として期待されている。髙木美帆選手は前回五輪で転倒という悔しい経験をしており、今大会は集大成の金メダルを目指している。
同日夜にはフィギュアスケート女子SPに坂本花織選手らが出場し、スノーボード女子スロープスタイル決勝も開催された。複数の注目競技が重なったことで、スポーツファンからは「観戦で忙しい」という声が多数上がった。このレースでメダルを獲得すれば、日本の冬季五輪1大会での獲得メダル数が過去最多になる可能性があり、歴史的瞬間への期待が高まっている。
【ミラノ・コルティナ 2026 オリンピック】 ◆大会12日目:2月17日(火) 日本は、 スノーボード 女子スロープスタイル、 スピードスケート 女子団体パシュートでメダルを狙います。 フィギュアスケートは 女子シングルがスタート。 こちらもメダルに期待です。