報酬目的
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2026年2月3日、退職代行サービス「モームリ」を運営する会社の社長(37歳)と妻(31歳)が、弁護士法違反の疑いで警視庁に逮捕された。容疑は、報酬を得る目的で退職交渉に関する仕事を違法に弁護士らに紹介したというもの。

弁護士法では、弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務を取り扱うことや、弁護士に法律事務を紹介して報酬を得ることを禁じている。今回の逮捕は、退職代行業者が顧客を弁護士に斡旋し、その見返りとして報酬を受け取っていた「非弁行為」に該当するとの判断によるものとみられる。

「モームリ」は退職代行サービスとして知名度が高く、街中を走る広告トラックなどで積極的にプロモーションを展開していた。2026年10月22日には警視庁による家宅捜索が行われており、約3ヶ月の捜査を経ての逮捕となった。

退職代行サービスは近年急速に普及しているが、弁護士資格を持たない業者が退職交渉を行うことの法的リスクが指摘されてきた。今回の逮捕は、退職代行業界全体に影響を与える可能性があり、今後の業界の在り方や法規制の議論が活発化することが予想される。