久しぶりの雨
画像: AI生成

2026年2月25日(水)の朝、低気圧や前線の影響で九州から東北にかけての広い範囲で雨が降り始め、「久しぶりの雨」がSNSトレンド入りした。太平洋側の地域では局地的に土砂降りとなっているところもあり、通勤・通学時間帯に多くのユーザーが傘の準備や足元への注意を呼びかける投稿をSNSに投稿した。

この雨が特に注目を集めた背景には、全国規模での深刻な渇水状況がある。全国では「30年に一度」ともいわれる記録的な少雨が続いており、複数の地域で給水制限が実施されていた。高知県の大渡ダムは運用開始から39年間で初めて貯水率0%を記録。栃木県さくら市では先月10日から28日間まったく雨が降らず、コメ農家が水不足の深刻な被害を受けていた。新潟県上越市でも1カ月以上雨が降らず、ため池が初めて枯渇するという事態が起きていた。

こうした状況の中で降り始めた今回の雨は、渇水に苦しむ地域にとって「恵みの雨」として期待されている。SNS上では「大地を潤してほしい」「待望の雨雲がようやく届いた」「水不足や乾燥にありがたい」といった声が相次いだ。関東では気温が上がらず冷たい雨の一日となる見込みで、「寒暖差に気をつけて」という注意喚起の投稿も多く見られた。

一方で、今回の雨だけでは長期化した渇水状況の解消には至らない可能性もある。今後の降水量の動向が引き続き注目される。