ベンチ殴り左手骨折
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ソフトバンクホークスの守護神・杉山一樹投手が、試合後にベンチを殴打して左手を骨折し出場選手登録を抹消されたことが、4月12日に球団広報から発表された。この衝撃的なニュースが「ベンチ殴り左手骨折」としてXのトレンド入りを果たし、NPBファンの間で大きな話題となっている。

事の経緯はこうだ。4月11日の日本ハム戦9回に登板した杉山投手は、2者を打ち取った後に四球と内野安打を許し、清宮幸太郎選手の適時打で1点を失った。登板後、自身の投球への強い不満からベンチを殴打し、左手を骨折。翌12日に出場選手登録を抹消された。

杉山投手は2025年シーズンにセーブ王(31セーブ)を獲得した守護神だが、2026年シーズンは開幕から7試合登板で防御率9.00・0勝1敗4セーブと本来の調子を取り戻せていなかった。それでも球団の期待を一身に背負う存在だっただけに、今回の自傷行為による離脱はチームに大きな打撃となる。

小久保裕紀監督は「性格的に予測できたことやった」「防げなかったのは僕の責任」「信頼崩れるのは一瞬」とコメントし、選手管理の難しさと自身の責任を認める発言が広く注目された。

チームとしても救援陣の台所事情は深刻で、藤井皓哉投手がトミー・ジョン手術で離脱するなど、主力投手の相次ぐ不在が続いている。そこへ守護神まで失ったことで、ソフトバンクの2026年シーズン制覇への影響を心配するファンの声が多く上がっている。

SNSでは、かつてダイエー時代の杉内俊哉投手が同様にベンチを殴打して骨折した事例を引き合いに出す投稿が相次ぎ、「杉の系譜」「ソフトバンクの伝統芸」などとユーモア交じりに語られる一方、プロとしての自己管理への批判的な声も多い。なお骨折したのは利き手ではない左手であることも話題となっている。今後は復帰時期と、守護神不在のソフトバンク救援陣がどう再編されるかが注目点となる。