トランプ「彼の意向に従う」発言の中身
6月18日(日本時間)、トランプ大統領がFRBの年内利上げ可能性について記者に問われ、こう答えた。
トランプ大統領、今年後半にFRBが利上げする可能性について「あり得るよ…信じがたいけどね。でも、今はあっちにすごくいい人がいるから、彼の意向に従うよ。」
この「彼」とは、5月22日にFRB議長へ就任したウォーシュ氏を指す。これまで利上げに否定的だったトランプが、利上げの可能性すら容認する姿勢を見せた点が注目された。発言は複数のXユーザーによってほぼ同時刻に速報・引用され、「彼の意向」というフレーズが一気に広がった。
なぜ今この発言が波紋を呼んだのか
トランプはこれまでFRBに対し繰り返し利下げを求めてきた。6月7日のNBCインタビューでは「利上げする理由はない」とFRBに利下げを要求していた。
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そのトランプがわずか10日余りで「彼の意向に従う」と発言を転換したことが驚きをもって受け止められた。背景には、6月16〜17日に開かれたウォーシュ新議長の就任後初となるFOMC会合がある。FF金利は3.50〜3.75%で4会合連続据え置きとなった。市場がFRBの12月までの利上げ確率を80%強と見積もる中での発言だけに、政策の行方に関心が集まっている。
投資家・市場関係者が注視する反応
X上ではトランプ発言を速報・引用する投稿が6月18日19時台に集中し、金融市場関係者や投資家がリアルタイムで注視していたことがうかがえる。各ユーザーは「信じがたいけど」という留保表現まで忠実に再現しようとしており、利上げへの個人的な違和感を残しつつも容認するニュアンスが重視されている。
また、ウォーシュ議長の運営スタイル変化に注目する声も。「声明文が以前よりも簡潔になった」「経済予測も公表しないのではないか」との観察があり、「市場との丁寧な対話は薄れていくかもしれない」という懸念も示されている。上院承認賛成票が歴代最少の54票だったウォーシュ議長が独自色をどこまで打ち出すかが今後の焦点となっている。
今後の注目点
ウォーシュ議長はフォワードガイダンスに否定的で、自身のドット(政策金利予想)を提出しない方針も示唆している。
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市場が12月までの利上げ確率を80%強と見積もる中、トランプが利上げ容認ともとれる発言をしたことは、為替や株式市場への影響要因として意識されている。ウォーシュ議長が独立性を維持しつつトランプとの関係をどう構築していくかが、今後の金融市場の重要な注目点となる。
トランプが今年後半にFRBが利上げする可能性について:「あり得る話だ…信じがたいけどね。でも、今はあっちに非常に優秀な人がいるから、彼の意向に従うよ」