オフサイド
画像: AI生成

「オフサイド」が2026年4月21日にXでトレンド入りした背景には、深夜に行われたACLElite準決勝・ヴィッセル神戸vsアル・アハリ・サウジでの劇的なVAR判定がある。

試合は日本時間4月21日午前1時15分、サウジアラビアのジッダにあるキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムでキックオフ。アル・アハリ・サウジのマフレズからイヴァン・トニーへの裏抜けシュートがネットを揺らす場面があったが、VARの介入によりオフサイドと判定されノーゴールとなった。この瞬間、Xには「助かった」「オフサイドで救われた」「マフレズうますぎるけどオフサイドか」といった神戸サポーターの安堵の声が一斉に投稿され、「オフサイド」がリアルタイムでトレンドに浮上した。

多くのファンが「ハイラインの裏を突かれると止められない」「オフサイドがなければ失点していた」と守備への不安を共有しつつも、判定に救われた安堵感を表明。マフレズとトニーのワールドクラスの技術に対する驚きの声も相次いだ。

神戸はこの試合に先立ち、準々決勝でアル・サッドと3-3の末にPK戦で勝利。大迫勇也と武藤嘉紀が得点を挙げており、アジア制覇を目指す戦いが続いている。試合はDAZNで無料ライブ配信されたことで、深夜にもかかわらず幅広い層が観戦した。

さらに、同日夕方にはYouTubeチャンネル「積読チャンネル」が平凡社ライブラリー『オフサイドはなぜ反則か』(中村敏雄著)を紹介する動画を公開。オフサイドの発祥を中世イギリスにたどり、競技を愛する精神を解き明かした同書への関心が高まり、「オフサイドの歴史が意外と深い」「なぜ反則なのかが分かった」という反応も広がった。試合でのリアルタイム判定への関心と、ルールの歴史的意義への知的好奇心という二つの流れが重なり、「オフサイド」は一夜にして多層的なトレンドワードとなった。