2026年4月29日、キックボクシング界のスター・武尊選手が現役引退試合で宿敵ロッタンへのリベンジを果たし、日本格闘技界に歴史的な一夜が刻まれた。
東京・有明アリーナで開催された「ONE SAMURAI 1」のメインイベント、ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦で、武尊選手は21時31分のゴングから激闘を展開。2Rに2度、4R終了間際に1度、5Rに1度と計4度のダウンを奪い、5R 2分22秒TKOで勝利を収めた。
この一戦が特別な意味を持つのは、前回対戦(2025年3月)でロッタンに1R 1分20秒KOで敗れていたからだ。当時の武尊選手は試合前に肋骨・胸骨を骨折していたことも明かされており、万全の状態でのリベンジを誓っていた。その約束を引退試合という最後の舞台で完璧に果たした形となり、「フィクションのどんな映画やドラマより感動する結末」との声が相次いだ。
試合後には会場の音響設備が22時以降使用不可という制約が生じたが、武尊選手は地声で約4分間のラストメッセージを観客に届けた。「格闘技界を引っ張らせてくれてありがとう」という言葉が静まり返った会場に響き渡り、「神が仕組んだような演出」として称賛された。U-NEXTの配信スタッフが放送席のカメラと集音マイクを武尊選手に向け、視聴者にもその声を届けた。
試合はU-NEXTで独占ライブ配信されたほか、フジテレビ系列全国ネットでも22時からディレイ放送され、格闘技ファン以外にも広く視聴された。妻の川口葵さんも観客席から試合を見守った。ONE CEOのチャトリ氏は「キャリアの中で最も強く、最も仕上がっていた」と絶賛。武尊選手に憧れて格闘技を始めた現役選手やファンからも「キックボクシングに夢を見せてくれてありがとう」「同じ時代に生きられて感謝」という声が溢れ、その影響力の大きさが改めて浮き彫りになった。
武尊選手本当に感動しました、ありがとうございました
武尊選手カッコ良過ぎた。 有終の美すぎて大感動。 一つの歴史が終わったなぁ。 同じ時代に生きれてる事に感謝だ。