テーピング
画像: AI生成

「テーピング」が4月13〜14日にXでトレンド入りした背景には、全く異なる2つの出来事が同時に起きたことがある。

まず大きな火種となったのが、コスプレコミュニティ内での「テーピング強制」問題だ。あるコスプレイヤーが「テーピングをしていないことを理由に注意喚起された」という事例が拡散し、Xで一気に議論が広がった。これに対し、コスプレ歴10年以上のベテランたちから「テーピングのし過ぎで皮膚がえぐいほど伸びた」「片目だけ眼瞼下垂になって今年手術予定」「おでこに貼りまくったらシワができた」といった具体的な健康被害の体験談が次々と投稿された。美容医療や脂肪吸引で対処したという声も複数見られ、長期使用のリスクへの警告が広まった。

ただし、注意喚起の実態については「テーピングをしていないだけでなく、他レイヤーへの無断ハグや強引な同行など、複数の問題行為があった」という補足情報も投稿されており、「テーピング未使用のみが理由ではない」という指摘も相次いだ。議論の焦点は「コスプレにおけるテーピングの強制・同調圧力の是非」と「長期使用による健康リスク」の2点に集約され、「個人の自由」を主張する声が圧倒的多数を占めた。

もう一つのトレンド要因は、日本テレビと読売テレビが主催するお笑い賞レース「ダブルインパクト」の予選1回戦(4月13日)で、グループ名に「テーピング」を含む「焼きテーピング緑茶音」が2位で通過したことだ。公式アカウントが合格者を発表し、グループ名の独特さもあって注目を集めた。「ダブルインパクト」は漫才とコントの二刀流No.1を決める賞レースで、2025年大会では99組が準々決勝に進出している。

コスプレの健康リスク議論とお笑い賞レースという全く異なる2つの話題が「テーピング」というワードで偶然重なり、トレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。