2026年1月16日、自民党の菅義偉元首相が次期衆議院選挙への不出馬を表明し、政界に大きな衝撃が走っている。菅氏は官房長官として長年政権を支え、2020年から2021年にかけて首相を務めた重鎮であり、その引退決断は自民党内の世代交代を象徴する出来事となった。
同日、共産党の志位和夫議長も次期衆院選への不出馬の意向を固め、午後に正式表明する予定であることが報じられた。志位氏は2000年から党委員長を務め、2024年に議長に就任した共産党の顔であり、与野党の重鎮が同日に引退を表明するという異例の事態となっている。
さらに、福井2区では自民党前衆院議員の高木毅氏が不出馬を表明。高木氏は元国会対策委員長を務めた実力者である。新潟では泉田裕彦氏が、大分では佐藤元総務相がそれぞれ不出馬を表明しており、複数の選挙区で現職・前職議員の引退が相次いでいる。
これらの動きは、次期衆議院選挙に向けた政界再編の前兆と見られている。ベテラン議員の引退により、各選挙区での候補者調整や新人の擁立が活発化することが予想され、政治地図が大きく塗り替わる可能性がある。今後、各党がどのような候補者を擁立するか、また引退議員の後継者問題がどう決着するかが注目される。