第24回「軍師官兵衛!」で官兵衛幽閉・村重逃亡が描かれた
6月21日午後8時、NHK総合で大河ドラマ『豊臣兄弟!』第24回「軍師官兵衛!」が放送された。荒木村重に幽閉されて1年が経過した黒田官兵衛が心身ともに限界を迎え、妻・だしの説得をめぐって村重がついに動く展開が描かれた。
今夜、第24回「軍師官兵衛!」放送! 妻・だしの説得で、村重はついに投降を決意───
天正7年、秀吉は三木城で籠城を続ける別所長治と有岡城の荒木村重を同時に相手にしなければならず苦戦を強いられていた、という史実を背景にしたストーリーが、リアルタイム視聴者の感情を大きく揺さぶった。
なぜ「今」話題なのか——映画『黒牢城』との同時期重なり
話題沸騰の最大の理由は、同じ有岡城籠城を題材にした映画『黒牢城』が2日前の6月19日に公開されたばかりというタイミングの重なりだ。原作は米澤穂信による直木賞受賞の歴史ミステリー小説で、有岡城に幽閉された黒田官兵衛が安楽椅子探偵のように城内の謎を解くという物語。
ドラマと映画が同じ史実を異なる視点で描いたことで、X上では「タイムリーすぎる」「TL全体が黒牢城している」という声が拡散。視聴をきっかけに有岡城の戦いそのものへの関心も高まり、ドラマ視聴と歴史学習が融合した盛り上がりを見せている。
「六条河原」「イマジナリー半兵衛」——視聴者の生の反応
視聴者の感情は「衝撃・怒り・哀悼」が中心となった。村重が大事な茶器を割って自らの命の危うさを自覚し、最愛の妻だしを捨てて逃亡する姿に「茶器オタク村重が…愚かオブ愚か」と怒りつつ、トータス松本の演技を称える声が多数。山谷花純演じるだしの鬼気迫る芝居も高評価だった。
六条河原 私の嫌いな言葉です………!!!!!
また、幽閉中の官兵衛が脳内の竹中半兵衛に支えられるという解釈が拡散し、前回退場した半兵衛への「半兵衛ロス」も継続。一方で「いろんな出来事を詰め込みすぎ」という脚本ペースへの指摘もあり、次回予告では「本能寺カウントダウンはじまった」と今後への期待が高まっている。

茶器オタク村重が、大事な茶器を落として自分の指を切ってしまい、その痛みで初めて自分の命の危うさを自覚する パニックのあげくぞっこん愛した女も捨てる っていう愚かオブ愚かなところが非常に腹立つほどうまいぜトータス村重…!! #豊臣兄弟
有岡城に幽閉された小寺官兵衛の処遇は、江戸期の貝原益軒による「黒田家譜」では土牢であったとされるが、三木合戦当時の秀吉の書状では城うち(本丸)に居たと記される。救出後左脚に障害が残り歩行や騎行に支障を来したという記述は、大正時代の「黒田如水傳」による。 #豊臣兄弟