ヨコオタロウ
画像: AI生成

2026年2月23日、エヴァンゲリオン30周年を記念するフェス『EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION』の最終日、横浜アリーナでサプライズムービーとして完全新作シリーズの制作が電撃発表された。これが今「ヨコオタロウ」がトレンド入りしている理由だ。

発表されたスタッフ陣は、シリーズ構成・脚本にヨコオタロウ、監督に鶴巻和哉と谷田部透湖の2名、音楽に岡部啓一、制作はスタジオカラーとCloverWorksの共同制作という布陣。なかでも最大の衝撃を与えたのが、ヨコオタロウの起用だ。

ヨコオタロウは『NieR:Automata』などNieRシリーズやDrakengardシリーズで知られるゲームクリエイター。独特の世界観と「心を壊す」と称されるほど重厚かつ悲劇的なシナリオで熱狂的なファンを持つ。アニメシリーズの脚本・シリーズ構成を担当するのは異色の人選であり、エヴァファンとNieRファン双方が同時に反応するという異例の盛り上がりを見せている。

さらに音楽担当の岡部啓一もNieRシリーズで長年ヨコオタロウと組んできたコンポーザーであることから、SNS上では「これはもうNieR:Evaだ」「ニーアのコンビがエヴァを作る」という声が相次いでいる。

背景として、2021年3月公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は興行収入102.8億円・観客動員数673万人を記録し、「さようなら全てのエヴァンゲリオン」として完結を印象づけた作品だった。その約5年後に庵野秀明が脚本から外れた形での新作発表は、ファンに「別物として楽しめる」という期待と、「完結したはずでは」という戸惑いの両方をもたらしている。

また、ヨコオタロウは近年複数プロジェクトの開発中止を経験し活動が見えにくい時期があったことも知られており、今回の発表が「伏線回収だった」として驚きを増幅させている。今後の続報に注目が集まっている。