追加椅子
画像: AI生成

同人即売会の主催団体・赤ブーブー通信社が2026年4月13日未明に追加椅子ルールの大幅変更を発表し、サークル参加経験者を中心に大きな波紋を呼んでいる。

今回の変更内容は2段階に分かれている。まず2026年6月開催イベントから、当日の追加椅子販売について1スペース参加者は原則購入不可、2スペース参加者は1脚のみ購入可能に変更される。次に2027年3月開催イベントからは、申込時の追加椅子についても同様のルールが適用され、1スペース参加者は購入不可、2スペース参加者は1脚のみとなる。なお、2027年2月東京開催イベントまでは申込時のみ現状と同様に追加椅子を購入できる経過措置が設けられている。

赤ブー公式FAQによると、追加椅子の貸し出しはサークル入場時から約30分で在庫がなくなることが多いとされており、当日販売への依存度が高い参加者も少なくない。今回の変更の背景として、近隣トラブル等への対応が理由として挙げられている。隣接する2サークルがそれぞれ追加椅子を並べることでスペースがギチギチになり、他のサークルに迷惑がかかるといった問題が積み重なってきたとみられる。

参加者からの反応は批判・困惑が中心だ。1スペースで参加する場合、もともと椅子は1脚しか提供されないため、売り子を呼んでいるサークルでは参加者か売り子のどちらかが立ちっぱなしになることを余儀なくされる。「売り子や列整理の人数確保してねって本気で言ってる?」「かなり困る」といった声が相次いでいる。また、障害を理由とする場合は1スペースでも例外的に椅子が認められるとされているが、「障害を伏せている人にとってはアウティングになる」との懸念も浮上しており、コンプライアンス上の問題を指摘する声も出ている。

今後は2026年6月28日・7月5日開催の「星に願いを2026」や9月13日開催の「TOKYO FES Sep. 2026」などが新ルール適用の最初のイベントとなる見込みで、申込時に追加椅子の有無を慎重に検討する必要がある。