「コススペ」が2026年5月4〜5日にトレンド入りした理由は、同日開催された大型同人誌即売会「例大祭23」と「SUPER COMIC CITY 33(スパコミ)」に参加したコスプレイヤーたちが、X(旧Twitter)上でリアルタイムの居場所告知や参加報告を大量に投稿したためだ。
「コススペ」とは、コミックマーケットやコミックシティ、例大祭などの同人誌即売会に併設されているコスプレスペースの略称。参加者はコスプレ衣装に着替えた後、このエリアで写真撮影や交流を楽しむことができる。今回の会場では東エリアと西エリア(西4ホール含む)に分かれてコススペが設置されており、投稿では「東のコススペきてます」「西4のコススペに拠点置いてる」「西のコススペ奥の方にいます」など、細かいエリア情報を添えた告知が相次いだ。
5月4日に開催された例大祭23では、東方Projectキャラクターのコスプレ参加報告が目立ち、フランドール・スカーレットのコスプレを楽しんだという投稿が高いエンゲージメントを獲得した。翌5日のスパコミでは、刀剣乱舞・ゼンゼロ・アイドルマスターSideMなど多ジャンルにわたるコスプレイヤーが参加し、「スパコミ来てます」「コススペ移動」「買い物終わったのでコススペいます」といった投稿が午後を中心に集中した。
これらの投稿の多くは、フォロワーや同じ作品のファン同士が会場内で出会うための「居場所告知」として機能しており、「フォロワーいるかな?」「相互さん会えたら嬉しいです」といった呼びかけも多く見られた。また、同人誌スペースでの販売を終えた後にコススペへ移動するという流れも複数の投稿から読み取れ、即売会とコスプレを組み合わせた参加スタイルが定着していることがわかる。
ゴールデンウィーク期間中に大型同人誌即売会が集中したことで、コスプレイヤーコミュニティ全体が活性化し、「コススペ」というキーワードが一時的にトレンドに浮上した形だ。