「社畜スキル」が2026年2月25日深夜にXでトレンド入りした背景には、ピッコマ公式アカウントによる漫画プロモーションと、現実の労働者たちの自虐・共感投稿が重なったことがある。
話題の起点となったのは、ピッコマで配信中の恋愛漫画『終末世界の悪女になった元会社員です ~社畜スキルで生き残ります~』だ。ピッコマ公式Xは2026年2月2日、「ゾンビも恋も、社畜力で攻略‼️」というキャッチコピーとともに同作を「人気沸騰恋愛作品」として紹介。また、1月29日にも別アカウントがピッコマでの日曜連載スタートを告知していた。
作品の設定は、3年目の会社員が小説の悪女キャラ「ダッチェス・サラ」に転生し、ゾンビが蔓延る黙示録的な世界で社畜として培ったスキルを活かして生き残るというもの。皇太子と大公爵が主人公に執着する恋愛要素も含まれており、転生・悪役令嬢ジャンルと現代の労働共感を掛け合わせた設定が読者の支持を集めている。
この「社畜スキル」というワードが、深夜帯に働く人々の共感を呼んだ。「社畜スキル(重役職):丸投げ・無茶振り・後出し」「社畜スキル(ヒラ社員):忍耐・根性・労基通報」といった階層別の自虐的な「スキル一覧」を作る投稿や、「元会社員だった頃、気づけば社畜スキルばっかり増えてた」という共感投稿が相次いだ。また、「パ畜(パートの畜生)なんで、この時間に寝たら間に合わない」と切実な労働環境を訴える声も上がり、エンタメトレンドが労働問題への議論を引き出す形となった。
同日トレンドには「#LINEマンガポイ活」も並んでおり、漫画アプリ関連の話題が重なってXを賑わせた。「社畜スキル」は特定の大型ニュースや速報ではなく、作品プロモーションと日常的な労働共感が合流した形のトレンドであり、フィクションの設定が現実の不満を可視化する触媒として機能した点が特徴的だ。
「社畜スキル」という丁度おあつらえ向きのワードがありますねぇ。 私は「社員」ではありません、パートの畜生である「パ畜」なんで、この時間に寝たら間に合わないので遺憾ながら起きてます。 私のような「底辺」がいるからこそ、アンタ等が興じることが出来る娯楽もあるんですよ。 もっと賃金寄こせ