スガキヤ、20年ぶりに関東へ「お待たせしました」
2026年6月15日、名古屋発祥のラーメンチェーンスガキヤの公式Xが、横浜・みなとみらい地区をイメージさせるイラストとともに関東再出店を発表した。
関東の皆さま❣️お待たせしました🙇♀️✨ 皆さまからたくさんのご要望をいただき 今秋スガキヤ🍜🍦は20年ぶりに 関東にオープンします🎊 #スガキヤ関東出店
この投稿は約1.8万いいねを集めて拡散。報道では、神奈川県を皮切りに年内に2店舗を出店し、3年で関東に50店舗展開を目指すと伝えられている。スガキヤは1946年創業、2024年8月時点で258店舗を東海・関西を中心に展開する老舗チェーンだ。
なぜ「20年ぶり」なのか——過去の撤退という伏線
今回の発表が大きく注目されるのは、スガキヤが過去に関東から「撤退した」歴史があるからだ。スガキヤは2006年9月30日に高田馬場店を閉店し、関東から撤退していた。
背景には独特のビジネスモデルがある。「商圏人口4万人未満で成り立つ」とされる低価格・小規模出店の形態が、地価や競争の激しい首都圏の大都市部では不採算になりやすかった。今回の発表ではこの構造をどう乗り越えるかが問われており、「再々チャレンジ」「今度こそ成功なるか」という関心が話題を押し上げている。さらに同日、名古屋・大須のスガキヤのスイーツブランド跡地にドムドムハンバーガーが7月28日にオープンするニュースも重なり、スガキヤ関連の話題が集中した。
「これはラーメンじゃない、スガキヤだ」沸く東海民と関東民
発表を受け、関東在住者からは歓迎の声が相次いだ。「子供の頃、日吉や金沢文庫のユニーで食べた思い出の味」といった神奈川県民の懐かしむ投稿や、「上野に出店おなしゃす」と希望地を挙げる声も。
一方で目立つのが、愛知・東海地方の住民による"布教"だ。「ラーメンを食べたい時にスガキヤに行くのは間違いで、スガキヤはスガキヤが食べたい時に行くのが正解」「ラーメンとしての過度な期待は禁物、スガキヤというご当地料理だと思って温かい目で見守ってください」と、ラーメン後にソフトクリームを食べる独自文化を伝えようとする投稿が殺到した。
さらに過去の撤退を知る層からは「またすぐに撤退しそうだけどw」という現実的な懸念も。「高級路線や関東の客層に合わせたアレンジなしで、ふつうにスガキヤをやってほしい」という願いも多く、ソウルフードへの愛着がにじむ盛り上がりとなっている。
@sugakicosystems 横浜を除く関東民よスガキヤは「スガキヤ」と言うジャンルだから そこんとこヨロシク!(お願いします)
ローカルフードだから良かったのにとか言ってるのがいるけど、スガキヤは横浜のかなりの人間にとっても子供の頃、日吉や金沢文庫のユニーで食べた思い出の味なんだよ! https://t.co/qjknEbC4vY
@sugakicosystems 早稲田にラーメン専門店出して大コケした経験を踏まえて、今度こそ「普通のスガキヤ」を出店してほしい。 ユニーのDNAが入ったスーパーのロビン・フッドが今後関東に増加するはずだから、そこのフードコートにぜひ出店してください。