中村玉緒さん、86歳で死去 事務所が6月12日に発表
俳優の中村玉緒さんが2026年6月9日、肺炎のため86歳で亡くなった。所属事務所が6月12日に発表し、5月末頃から症状が悪化していたとされる。
映画やドラマなどで長年、活躍し、民放のバラエティー番組でも親しまれた俳優の中村玉緒さんが、今月9日、肺炎のため、亡くなりました。86歳でした。
中村さんは歌舞伎俳優・二代目中村雁治郎の娘として京都府に生まれ、兄は四代目坂田藤十郎。1953年に映画デビューし、1962年に俳優の勝新太郎さんと結婚した。
NHK速報13:18で一斉報道、急速にトレンド入り
訃報が大きく広がったきっかけは、6月12日13時前後に各メディアが相次いで速報を流したことだ。テレビ朝日が13:06、NHKが13:18にニュース速報を配信し、新聞・通信各社も続いた。
中村さんは歌舞伎の名門に生まれながら、晩年は明石家さんま司会の『さんまのスーパーからくりTV』などバラエティーで「天然キャラ」として親しまれた稀有な存在。映画・ドラマ・バラエティ・CMと幅広いジャンルで活躍したため、リアルタイムで訃報を知った幅広い世代から一斉に反応が集まり、急速にトレンド入りした。
「マロニーちゃん」「からくりTV」世代を超えた追悼
SNSでは「たくさん楽しませて頂きました」「ご冥福をお祈りします」という追悼の言葉があふれた。とりわけ目立つのが、各世代が記憶する出演作・CMの思い出だ。
- 「中村玉緒さんといえば、やっぱりマロニーちゃん。あのCMを見て育った世代には忘れられない存在」
- 「『さんまのスーパーからくりTV』での玉緒さんのあのノリ、大好きだった」
- 「あんたの夢をかなえたろかスペシャル、出なくなってもタイトルからお名前がはずされなかった事からお人柄が偲ばれます」
また「猛烈に明るくスケールの大きな俳優だった」「偉大な勝新太郎さんと添われただけでも大変な功績」など、歌舞伎名門出身でありながら勝新太郎を物心両面で支え続けた波乱の人生への敬意を示す声も多く見られた。