河野洋平・元衆院議長が89歳で死去、6月10日に報道
自民党総裁や外務大臣、衆議院議長を歴任した河野洋平・元衆議院議長が2026年6月8日に89歳で死去した。訃報は6月10日に関係者への取材で判明し、各メディアが一斉に報じた。
河野洋平・元衆議院議長が今月8日に死去 89歳 自民党総裁や外務大臣など歴任 93年には「河野談話」発表
河野氏は1967年の衆院選で初当選し、宮沢内閣の官房長官や村山・小渕・森内閣での外務大臣を歴任。2003年から2009年まで衆議院議長(第71・72代)を務め、当時の歴代最長となる2,029日間の在任期間を記録した。
なぜ今「河野談話」が再注目されているのか
河野氏の訃報がトレンド入りした最大の理由は、氏が官房長官だった1993年8月4日に発表した「河野談話」が改めて議論の的になっているためだ。
談話の正式名称は「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」で、慰安所の設置・管理および慰安婦の移送について日本軍の関与を認め、「おわびと反省」を表明した内容だった。
慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した
談話は歴代内閣が基本的に踏襲・継承してきた一方、発表時に政府が強制連行を裏付ける資料を発見できなかったことや、後に日韓両政府間で文言調整が行われていたことが明らかになり、評価をめぐる論争が続いてきた。訃報がこの長年の論点を再び呼び起こした形だ。
追悼と批判が交錯、SNSで賛否両論
SNSでは河野氏の死去をめぐり、対照的な反応が広がっている。
追悼派からは「ご冥福をお祈りします」「最も偉大な自民党の政治家でした」といった声が上がり、「昭和の自民党が終わっていくなあ」と一時代の終わりを惜しむ感慨も多い。
一方で「河野談話も一緒に墓の下まで持ってってくれよ」「河野談話と村山談話はほんと歴史上の汚点」など、談話への批判的な投稿も目立つ。「中国とのパイプがなくなりました」という外交面での指摘や、息子である河野太郎・元デジタル相との親子関係に言及する投稿も拡散している。
談話の評価が定まらないまま訃報を迎えたことで、追悼と歴史的評価の議論が同時並行で噴出する展開となっている。

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【速報】河野洋平・元衆議院議長が今月8日に死去 89歳 自民党総裁や外務大臣など歴任 93年には「河野談話」発表 | TBS NEWS DIG https://t.co/ukUsOHaEo4 ご冥福をお祈りいたします。