ジョン万次郎
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2026年4月9日、NHKが2028年放送の大河ドラマ第67作のタイトルと主演を公式発表したことで、「ジョン万次郎」が一気にトレンド入りした。

タイトルは『ジョン万』、主演は俳優の山﨑賢人。主人公は「ジョン万次郎」の愛称で知られる中濱万次郎(1827〜1898年)で、14歳で漁に出て漂流し、アメリカ捕鯨船に救助されてアメリカへ渡った幕末の人物だ。異国の友人たちから「John Mung(ジョン マン)」と呼ばれ、一流の船乗りとして成長。帰国後は幕末から明治にかけて通訳・翻訳家として活躍した、日本史上でも唯一無二の経歴を持つ人物である。

脚本を担当するのは藤本有紀。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』などで知られる脚本家で、英語や異文化交流をテーマにした作品を手がけてきた実績が、今回の題材との相性の良さとして注目されている。

山﨑賢人にとってはこれが大河ドラマ初出演かつ初主演となる。「初出演で主演はすごい」「ついにきた」といった声がSNS上で相次いでいる。

また、2027年放送の大河ドラマは松坂桃李主演の『逆賊の幕臣』(小栗忠順が主人公)であることも同時に改めて注目され、「日本側・アメリカ側」という対照的な視点で幕末を描く2年連続構成として話題を集めている。

ジョン万次郎は高知県土佐清水市出身で、地元では長年にわたり大河ドラマ化を求める署名活動が行われてきた経緯がある。NHK朝ドラ『らんまん』『あんぱん』に続く高知ゆかりの作品として、地元ファンからも歓迎の声が上がっている。

過去の大河ドラマでもジョン万次郎は複数回登場しており、『龍馬伝』ではトータス松本、『西郷どん』では劇団ひとりが演じてきた。今回はついに主役として描かれることになり、長年のファンにとっては待望の発表となった。