.hack
画像: AI生成

2026年2月16日、ゲーム開発会社サイバーコネクトツーの創業30周年記念日に、人気シリーズ『.hack』の完全新作『.hack//Z.E.R.O.』が発表され、ゲームファンの間で大きな話題となっている。同日20時9分にYouTubeでティザートレーラーがプレミア公開され、新たな『.hack』の世界観が明らかになった。

今回の発表で最も注目されているのは、バンダイナムコエンターテインメントの許諾を得て、企画・開発・販売まで全てサイバーコネクトツーが担当する点だ。これまでの『.hack』シリーズはバンダイナムコが販売を担当していたが、今作は「純度100%の自社作品」として展開される。サイバーコネクトツー代表の松山洋氏は「これまでに培ってきた我々の技術とチカラと勇気の集大成」と語っており、30年間の集大成としての意気込みが感じられる。

『.hack//Z.E.R.O.』は家庭用アクションRPGとして開発されており、舞台は現代から10年後の世界。従来のシリーズとは異なり、現実世界サイドに重きを置き、生身の人間ドラマを深く描く方向性が示されている。音楽は著名なヴァイオリニストの葉加瀬太郎氏が担当することも発表され、作品の世界観をより深めることが期待される。なお、小説の『.hack//ZERO』とは無関係の完全新作であることも明言されている。

30周年記念企画として、全国47都道府県を巡る「サイバーコネクトツー展」の開催も決定した。創業時10人から約300人規模へと成長した同社の歩みと信念、そしてこれからを紹介展示する内容となる予定だ。『.hack』シリーズは2002年の初作発売以来、仮想現実ゲーム「The World」を舞台にした独特の世界観で多くのファンを魅了してきた。20年以上の時を経て、新たな形で蘇る『.hack』に、ファンの期待が高まっている。