「Chatworkが落ちた」業務時間帯の障害発生
2026年6月3日(水)の業務時間帯、国内最大級のビジネスチャットツール「Chatwork」でアクセスが不安定・不能になる障害が発生した。公式アカウントは午後3時49分に障害を告知した。
【サービス障害のお知らせ】現在Chatworkへのアクセスが不安定になっています。ご利用中の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、現在対応を行なっておりますのでしばらくお待ちください。
ユーザーからは「Chatworkが・・・落ちた」「会議は途中で終了…有料なのに使えないサービス」といった投稿が午後3時40分前後から相次ぎ、業務が止まる事態が広がった。
なぜ「今」トレンド入り?業務直撃で一斉にXへ
障害が平日水曜の業務時間帯に直撃したことが、トレンド化の最大の理由だ。多くの中小企業が業務連絡に使うツールが突然止まったため、ユーザーは「自分だけ?それとも全体障害?」を確かめようと一斉にXへ駆け込んだ。
「チャットワークが落ちたので、『チャットワーク』と検索するためにツイッタを開きました」という投稿が象徴するように、障害発生時にXで状況確認するのが定番行動となっている。台風によるリモートワーク中のユーザーも多く、連絡手段が断たれたことで焦りの声が拡散した。検索ツイート数は737件に達し、急上昇している。
繰り返す障害に「乗り換え検討」の声も
反応の中心は業務への支障を嘆く焦りの声だが、同じ状況の人をXで見つけて「同じ状況の方がいるタイムラインを見てちょっと安心」と安堵する様子も多く見られ、障害時のコミュニティ的な連帯感も生まれた。
一方で、有料プラン利用者からは「料金を払っているのに使えない」という不満が強い。Chatworkは過去にも障害を経験しており、繰り返す障害となりすまし詐欺の多発が重なったことで「詐欺多いし、落ちるし、クライアントはスラック完全移行始めているし、良いとこないな」と乗り換えを検討する声も上がっている。技術的な考察として「AWS東京リージョン基盤だが現時点で広域障害は確認できない」と指摘する投稿も見られた。
Chatworkの障害は今回が初めてではない
Chatworkは国内最大級のビジネス用チャットツールで、多くの中小企業が業務連絡に利用している。過去にも障害を経験しており、2021年9月の障害はAWSの異常が原因だったとITmedia NEWSが報じている。
Chatworkのアクセス障害、原因は「AWSの異常」
さらに2025年4月25〜26日にはデータベースアクセス障害による大規模障害が発生し、緊急メンテナンスが実施された。今回の障害もこうした過去の経緯と重なり、有料サービスとしての安定性が改めて問われている。現在の稼働状況は障害・稼働状況チェックサービスなどでリアルタイムに確認できる。
【サービス障害のお知らせ】 現在Chatworkへのアクセスが不安定になっています。ご利用中の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、現在対応を行なっておりますのでしばらくお待ちください。