キオクシア株、高値から半値近くへ急落しストップ安
半導体大手キオクシアホールディングス(285A)の株価が急落している。7月16日には一時ストップ安となり、終値は62,110円(-15.03%)、夜間PTSでは一時59,650円まで下げて6万円を割り込んだ。X投稿によれば6月22日の高値112,700円から約47%の下落で「最高値の半値」水準となった。
キオクシアHD 一時ストップ安
下野新聞社も「株大幅下落、最高値の半値に」と報じており、短期間での急落が投資家の関心を集めている。
なぜ今――半導体株安と特許賠償評決が重なった
急落の背景には半導体株全体の逆風がある。日本経済新聞は「キオクシアHD株価一時13.6%安 米半導体株安、中国競合上場へ」と報じ、米半導体株安や中国競合の上場観測が売り材料になったと伝えている。
さらに追い打ちとなったのが特許を巡る司法判断だ。
米陪審、キオクシアに2億ドル超賠償評決 フラッシュメモリー特許侵害で
AI・半導体関連株として人気が過熱していた銘柄だけに、短期間での半値近い下落と重なる材料が、個人投資家の注目を一気に集めることになった。
「評価損-505万円」個人投資家の悲鳴と冷静な見方
X(旧Twitter)では高値圏で買った個人投資家の悲鳴が広がった。「1か月前に100株購入したら評価額-5,059,000円」「4万株25億円分買ってみた」といった具体的な損失を晒す投稿や、信用取引で追い詰められたとする切実な内容が拡散し、心配する声が寄せられた。
一方で「400億円規模の新工場」「受注は2030年までほぼ埋まっている」「下がったのは株価だけ」として事業実態は堅調だとする見方もあった。ただしこうした投稿の一部は別銘柄への誘導を含む投資勧誘の内容だった点には注意が必要だ。
また「エヌビディアのファンCEO」来日に絡み、東京・神田でキオクシア太田社長らが目撃されたとする投稿も同時に話題になったが、投稿者自身が「未確認情報のためノークレームで」と明記しており、真偽は不明だ。

キオクシア(285A)「PTSで6万円割れ」⚠️ 7/16終値 62,110円(-15.03%) 夜間PTS 59,650円(終値比 -3.96%) 6/22高値 112,700円から、PTSでは約47%下落📉 https://t.co/TpIYlFOqq7
歴史を振り返ると、その時代を象徴した大型バブルは、その後80%前後の大幅下落を繰り返してきた。今のAI・半導体株も期待を先取りし、既に半値以下となった銘柄もある。「キオクシア」もわずか3週間で半値近くまで急落している。「今回は違う」という言葉こそ、歴史が最も警戒してきたサインである。 https://t.co/pMoFILvPQe