今年のひな祭りが特別な盛り上がりを見せているのは、3月3日の夜に全国で皆既月食が重なるという、天文学的にも珍しい偶然が起きているからだ。
国立天文台などの情報によると、月が欠け始めるのは18時50分。そして20時4分から21時3分の約1時間、月は地球の影に完全に入り込み、赤銅色に輝く「皆既月食」の状態となる。その後、22時17分ごろに完全に元の姿に戻る。観測しやすい夜8〜9時台に皆既食のピークが来るため、子どもから大人まで楽しみやすい条件が揃っている。次に日本全国で皆既月食が見られるのは2029年1月1日(元旦)とされており、今夜を逃すと約3年待つことになる。
食卓でも話題が広がっている。SNSでは「スーパーのパック寿司をラップで丸めるだけで手まり寿司が完成する」という時短レシピが33,000いいねを超えて拡散中だ。酢飯や具材を一から用意する必要がなく、忙しい日でもひな祭りらしい食卓を演出できると好評を集めている。また、桜餅については関東風(小麦粉生地のクレープ風)と関西風(道明寺粉のモチモチ食感)で形が異なることも改めて話題になっている。
エンタメ面でも動きが活発だ。ウマ娘プリティーダービーでは、スイープトウショウ・カワカミプリンセス・クラフティウィール・パンドラの4キャラクターが登場するひな祭りイベント関連コンテンツが公開されており、きゃらドリとのコラボでひな祭りVerのグッズ&ドリンクが3月1日から追加された。さらに複数のVtuberやVライバーがひな祭り特別配信や新衣装お披露目を実施しており、伝統行事をオンラインコンテンツとして楽しむ文化が定着してきている。
今夜は天気次第では皆既月食の観測が難しい地域もあるとみられるが、晴れた場合は赤く染まった月とひな祭りの夜という特別な組み合わせを楽しめる貴重な機会となる。
明日のひなまつりは「皆既月食」を全国的に見ることができます。 18時50分に欠けはじめ、20時4分から21時3分までの1時間ほどは皆既食となり、その後は再び光が戻り始めて22時18分に終了します。 今回は観察しやすい時間帯ですね.。.:*・゜