2026年5月4日(月・祝)、東京ビッグサイト南1〜4ホールにて「文学フリマ東京42」が開催され、Xで「#文学フリマ東京」がトレンド入りした。
今回の最大の注目点は、出店数が合計3,509ブースに達し、過去最大規模の開催となったことだ。文学フリマは、小説・短歌・評論・エッセイ・写真集など多彩なジャンルの同人誌・自費出版物を作者自身が直接販売するイベントで、毎回ゴールデンウィークや秋に東京ビッグサイトで開催される。ゴールデンウィーク中の大型文化イベントとして認知度が高く、毎回Xでトレンド入りする恒例行事となっている。
開催当日の朝から、出店者たちはブース番号や頒布物の情報をXに一斉投稿。「読書通帳」(読んだ本のタイトルを記録する手帳、1冊500円)や「限界OLクソ短歌」のチラシ配布告知、イランのおもてなし文化を写真で紹介した作品、本格ミステリのブックガイド、実写映画の批評本など、個性豊かな頒布物の情報が次々と拡散された。プロ作家・白井智之氏や澤村伊智氏らが参加するアンソロジーの頒布情報も投稿され、幅広い層の関心を集めた。
現地情報として特に注目を集めたのが、会場内セブンイレブンのコピー機が当日故障しているという告知投稿だ。最終的な入稿や資料印刷を会場のコピー機に頼る出店者も多いことから、この情報は実用的な注意喚起として広く拡散された。
また、九州コミティアから新幹線で移動して2日連続参加する出店者や、100〜1000部という大量印刷をして「100円と0円」で頒布するという出店者の投稿など、参加者の熱量の高さを示す声も多く見られた。文学フリマは商業流通に乗らない作品が集まる場として、書き手と読み手が直接つながれる場として毎回注目を集めている。
