5月9日は一般社団法人日本アイスクリーム協会が制定した「アイスクリームの日」。今年は前日のイベントや企業キャンペーン、アニメファンの投稿が重なり、例年以上の盛り上がりを見せている。
最大の話題となったのが、5月8日に全国8都市で開催された「アイスクリームフェスタ2026」だ。赤城乳業・ハーゲンダッツジャパン・明治・ロッテなど17社のメーカーが参加し、合計1万個のアイスクリームを無料配布。福岡会場(福岡三越ライオン広場)では1200個が約1時間で配布終了するほどの長蛇の列ができ、その様子がSNSで一気に拡散した。名古屋会場でもハーゲンダッツなどのアイス1500個が無料配布され大行列となったことがニュースで報じられた。
エンタメ方面では、放送中のアニメ『名探偵プリキュア!』に登場するキャラクター・森亜るるかの存在が話題を後押しした。森亜るるかはアイスクリームが大好物という設定で、登場シーンごとに異なるアイスを食べることでも知られており、ファンがアイスクリームの日に合わせたイラストや投稿を多数公開。アニメファン層からもトレンドが広がった。
企業キャンペーンも複数重なった。サーティワンは5月9日から11日にかけてワッフルコーン無料キャンペーン(イートイン限定)を実施。よつ葉乳業もオンラインショップでアイスクリーム全品送料無料キャンペーンを展開し、購買意欲を高めた。
この記念日の由来は、1869年(明治2年)5月9日に日本で初めてアイスクリームが横浜の馬車道通りで製造・販売されたことにちなんでいる。SNS上では国立国会図書館が明治時代の著名人とアイスにまつわる史料を紹介するなど、歴史的な側面からの投稿も注目を集めた。記念日・無料イベント・アニメ・企業キャンペーンという複数の要素が同時に重なったことで、幅広い層を巻き込んだトレンドが形成されている。