2026年5月21日(木)、「雨のせい」がXのトレンドワードに浮上した。特定の事件や作品が話題になったわけではなく、梅雨の走りによる全国的な雨天が引き金となり、体調不良を訴える投稿が朝の時間帯に一斉に集まったことがトレンドの正体だ。
日本気象協会によると、2026年5月20日頃から関東甲信〜九州にかけて前線が停滞し、「梅雨の走り」が始まった。20〜24日にかけて前線が主役の天気が続き、九州南部などでは梅雨入りが近い状況とされている。また、日本気象協会の第1回梅雨入り予想(2026年4月23日発表)では、西日本で平年並みか早い梅雨入りが予想されており、今回の雨はその前触れとも言える。
Xには21日の朝6時台から「雨のせいで頭痛がする」「眩暈が酷い」「体がだるい」「腰が痛い」「髪がうねる」「電車が混んでいる」といった投稿が次々と投稿された。気圧の変化は頭痛・倦怠感・関節痛などを引き起こしやすく、低気圧に敏感な人にとって梅雨の走りは毎年つらい季節の始まりとなる。
個別の事例としては、埼玉県鶴ヶ島市の焼き鳥店「やきとり大」の店主が「雨のせいか今日は昨日より腰が不調っぽい」として早仕舞いの可能性をSNSで告知し、テイクアウトや電話予約での対応を案内した。また、浜名湖ガーデンパークではバラ「ラプソディ イン ブルー」が雨の中で開花しているとの投稿も見られ、雨の日ならではの風景として注目を集めた。
投稿のトーンは愚痴一色ではなく、「無理せずマイペースに頑張りましょう」「ゆるゆるといきましょ」「皆さまも気圧に負けないように」といった互いを気遣う言葉が多く、共感と励まし合いの雰囲気が特徴的だった。来週まで雨が続く予報のため、低気圧に弱い人は頭痛薬の準備や早めの出発など、引き続き対策が必要な状況だ。
