「カイくん」が2026年5月18日にトレンド入りした背景には、まったく異なる2つの「カイくん」への注目が同日に重なったことがある。
まず最大の要因は、超特急のメインダンサー・カイ(小笠原海)が同日放送のCDTVライブライブを体調不良で欠席するという発表だ。超特急は2011年12月25日に結成されたグループで、カイは2号車・MAIN DANCER・神秘担当として活動してきた。ファンからは「コロナ禍以外でカイくんが体調不良でお休みした記憶がない」「常に健康に気をつけて全力で走り続けてきた」という声が相次ぎ、珍しい欠席に驚きと心配が広がった。グループは8人体制でCDTVに出演することとなった。
前日の5月17日には、超特急のライブイベントが開催されており、カイが「号車順!」と声をかけると全メンバーが瞬時に整列するシーンが目撃者の投稿で拡散。マイクを通さない声でも他の出演者たちが即座に動いた場面は「本当に超特急だった」と感動を呼び、長年の活動で培われたチームワークの象徴として語られた。
もう一方の「カイくん」は、福岡市動物園で飼育されているアムールトラのオス個体だ。2006年5月23日生まれで、2026年5月17日時点で20歳の誕生日まで5日余りとなっていた。アムールトラの平均寿命は約20年とされており、国内最高齢として注目を集めている。飼育員が棒の先に薬をつけて皮膚に塗るケアを、カイがじっと大人しく待つ「お薬タイム」の様子が「飼育員さんへの信頼を感じる」と感動を呼び、応援投稿が相次いだ。
超特急ファンの心配と応援、動物園トラへの長寿祝福という2つの温かい感情が「カイくん」というキーワードに集まり、トレンド上位に押し上げた形だ。5月23日のトラ・カイの20歳誕生日に向けて、引き続き注目が集まりそうだ。