台風6号接近で「コロッケ買わなきゃ」がXに一斉再燃
2026年6月2日、台風6号(チャンミー)の接近に合わせて、Xには「台風が来るからコロッケを買う」という投稿が次々と並んだ。ヤドンやタヌキのキャラクター画像、「台風に備えてコロッケを揚げる」「台風くる前に、コロッケ確保。」といった生活実況まで、ユーモアを交えた台風コロッケネタが大量に流れている。台風6号は同日時点で種子島の西北西約40km付近を北東へ毎時35kmで進み、中心気圧980hPa、最大風速25m/s。気象情報では3日に関東甲信地方へ暴風域を伴って接近する見通しだ。
・台風が最接近する3日日中は公共交通機関に大きな影響が出る可能性が高いので、不要不急の外出は控える。・コロッケを買う
こうした「防災対策の最後にコロッケ」という定番ジョークが、台風接近という現実の不安をやわらげる役割を果たしている。
起源は2001年の2ちゃんねる、25年続くネット文化
この習慣の起源は2001年8月21日、台風11号が接近した際に2ちゃんねるニュース速報板へ投稿された「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」という書き込みとされる。
🌀台風と、コロッケ🧆 台風の日にコロッケを食べるのは、25年前の台風のときに「念のためにコロッケを16個買ってきた。もう3個食べちゃった。」という掲示板(2ch)への書き込みが人気になったからだって。
この何気ない一言が四半世紀にわたって語り継がれ、台風接近時の定番ネタとして定着した。掲示板文化から生まれた言葉遊びが、今もSNSで世代を超えて再生産されている点が、このミームの息の長さを物語っている。
なぜ今再び話題に?「若い子に通じなかった」世代差ネタ
今回の盛り上がりの引き金となったのが、ある49歳ユーザーの投稿だ。会社の若い同僚に「台風来るみたいですねー」と言われ「コロッケ買わなきゃ」と返したところ、ポカンとされて「何でですか?」と聞かれ、2歳上の人も知らなかった——という体験談が共感を呼んだ。
私、49歳。どの世代ならこのネタわかるの?
台風接近という季節要因に加え、「自分は当然知っているネタが若い世代に通じない」という世代差の発見が、多くの人の「あるある」を刺激した。さらに弁当チェーンの本家かまどやが6月1日から「#本家かまどやで元気チャージ」キャンペーンを開始しており、コロッケ関連の話題が複数重なったことも注目度を押し上げている。
「古事記にもそう書いてある」ユーモアと懐かしみの声
Xの反応はユーモアと懐かしみが主流だ。「台風にはコロッケ。古事記にもそう書いてある。」といった大喜利的な投稿が定番化し、ヤドン・タヌキ・キャラクターを使った画像ネタが多数シェアされている。
一方で「台風が来るからコロッケ買いに行くネタを知っているのは老人だけ」「もう25年近く前の伝説のミーム」といった、ミームの古さと世代差を指摘する声も。「起源は2001年の2ちゃんねるらしいので30代でギリわかるかどうか」と検証する投稿もあった。さらに「沖縄ではヒラヤーチーやソーメンチャンプルー」「韓国の雨の日はチヂミとマッコリ」など、地域や国ごとの“台風飯”談義に発展しているのも今回の特徴で、台風の不安を共有しながら楽しむ文化として親しまれている。