2026年2月14日、神奈川県警が交通違反の取り締まりにおいて不適切な処理を行っていたことが判明し、約2700件の交通違反を取り消すと発表した。この異例の大規模取り消しにより、反則金約3500万円が還付される予定で、担当の巡査部長ら複数の警察官が書類送検される見通しとなっている。
報道によれば、反則切符の虚偽記載や不正な取り締まりが疑われており、「現場に行くのが面倒だった」などの理由で不適切な処理が行われていた可能性がある。さらに、小隊ぐるみで虚偽調書を作成していた疑いも浮上しており、組織的な問題として注目されている。発覚のきっかけは対象者からの相談だったという。
SNS上では「2700件という規模は氷山の一角ではないか」「声を上げられなかった人はどれだけいるのか」という疑問が多数寄せられている。また「安定の神奈川県警」という皮肉めいた反応も目立ち、過去の不祥事の積み重ねが今回の不信感をさらに増幅させている。市民からは反則金の還付だけでなく、ゴールド免許の回復や職場での処分取り消しなど、より広範な救済措置を求める声が上がっている。
警察による不正取り締まりは市民生活に直結する問題であり、交通違反の取り締まりに対する信頼が大きく揺らぐ事態となっている。神奈川県警は今後、組織的な問題の全容解明と再発防止策の徹底が求められる。