「#性癖を一つ開示する見た人もやる」が2026年4月23日夜からXでトレンド入りしている。このハッシュタグが急拡散した理由は、「見た人もやる」という呼びかけを含むバトン型の構造にある。一人が投稿すると、それを見たフォロワーが次々と参加する連鎖が生まれ、短時間で1875件を超える投稿が集まった。
この種のバトン型「性癖開示」企画はXで繰り返し登場しており、過去には「#1ふぁぼごとにえげつないくらいストレートに性癖暴露する」といったハッシュタグが2018年頃から存在していた。あにまん掲示板やハーメルン(小説投稿サイト)でも同様の「性癖開示」スレッドが過去に立てられており、オタクコミュニティを中心に根強い人気を持つ企画形式だ。
今回の投稿を見ると、「性癖」という言葉が非常に広い意味で使われているのが特徴的だ。本来「性質のくせ・偏り」を意味するこの言葉は、現代では性的嗜好の意味で広く使われているが、今回の投稿では「やわらかい布(カーディガンやセーター)が大好き」「麻呂眉」「ポニテ(高い位置)」「常にヘラヘラしてるけど人生が悲惨すぎるキャラ」「実は敵同士だけどお互いの正体知らずに無人島0円生活」といったシチュエーション設定まで、個人のこだわりや好み全般を指す言葉として使われている。
投稿の傾向としては、二次元・オタク文化との親和性が高く、アニメキャラクターへの嗜好をイラストや写真とともに示す投稿が多数を占める。また「一つに絞れず三つ開示してしまった」と自己ツッコミを入れる参加者も続出しており、ルールを守れないことへのユーモアが共感を呼んでいる。
全体的な雰囲気は明るく楽しく、自分の好みを開示することへの恥ずかしさよりも「共感してもらえる」期待感が強い。参加者同士の一体感を楽しむ祭り的な空気が広がっており、今後もしばらく投稿の連鎖が続くと考えられる。