2026年4月30日、月末を迎えたことで「#今月描いた絵を晒そう」がトレンド入りした。これは特定のニュースやイベントがきっかけではなく、絵師コミュニティに根付いた月末恒例の文化的慣習によるものだ。
この企画は、毎月末の日にX(旧Twitter)やpixivなどのSNSで、その月に描いたイラストや絵をまとめて投稿するというシンプルなもの。特定の主催者や運営団体は存在せず、絵師たちが自発的にハッシュタグをつけて参加することで毎月末に自然と盛り上がる仕組みになっている。note、pixiv、X、TikTokなど複数のプラットフォームで使われており、プラットフォームをまたいだコミュニティ企画として定着している。
この企画が絵師たちに支持される理由は大きく二つある。一つは「発見」の機能だ。ハッシュタグをつけて投稿することで、普段はフォロワー以外の目に触れにくい作品が多くの人に届く可能性が生まれる。もう一つは「振り返り」の機能で、1ヶ月間に何を描いたか、どれくらい上達しているか、どこを練習すべきかを整理する機会になる。
今月の投稿を見ると、「今月は沢山描けた!」という達成感の声から、「1枚だけ……やっぱ忙しいっすね社会人は」という共感を呼ぶ投稿まで幅広い。枚数の多少にかかわらず参加できる間口の広さが、この企画の長期的な定着につながっている。「来月もゆるっと頑張ります」「来月も沢山描きたい!」といった前向きなコメントも多く、月ごとの区切りとして次の創作意欲を高める効果も果たしている。
今後も毎月末になるたびに同様のトレンド入りが繰り返されると見られ、絵師コミュニティの月例行事として引き続き注目される企画だ。
