渋谷を代表するランドマーク「ハンズ渋谷店」が2026年11月をもって閉店することが、5月25日に複数のメディアで一斉に報じられ、SNS上で「渋谷のランドマークがなくなる」という惜別の声が急増している。
1978年に開業したハンズ渋谷店は、旧称「東急ハンズ渋谷店」として約48年にわたり渋谷の顔として親しまれてきた。地下1階から8階にわたる複数フロア構成で、DIY・文具・コスメ・雑貨など幅広い商品を取り扱い、独特の複雑なフロア構造も含めて多くの人に愛されてきた。閉店の理由は賃貸契約の満了とされており、「あの独特な建物がハンズじゃなきゃ許されないと思っていた」「自社ビルではなかったのか」と驚く声も上がっている。
なお、東急ハンズは2022年にカインズによる事業譲受に伴い「ハンズ」へブランド名を変更しており、今回の報道で初めてその改称を知ったユーザーも多く、「東急ハンズって名前じゃなくなっていたんですね」という反応も目立った。
今回の閉店が特に大きな反響を呼んでいる背景には、渋谷という街全体の変容がある。すでに横浜店・池袋店が閉店しており、渋谷では東急百貨店の撤退に続き、西武渋谷店も秋に閉店予定とされている。「東急も消えて西武もなくなるし渋谷どうなるんだろ」という声に象徴されるように、一店舗の閉店を超えた「渋谷のアイデンティティの喪失」として受け止められている。
SNS上では、イラストレーター・漫画家・コスプレイヤー・デザイナーなど、創作活動に渋谷ハンズを活用してきたクリエイター層の思い出投稿が特に多く拡散している。「コピックや絵の具を買って描いた絵」「コスプレ衣装の材料を買いに茨城から通った」「木工や画材系がガチ勢感あって好きだった」など、単なる買い物の場を超えた「創作の拠点」としての記憶が語られている。
閉店前のイベントとして、2026年6月6日から14日にかけて「5inch期間限定ショップ」がハンズ渋谷店で開催される予定となっており、閉店までの間も注目が集まりそうだ。
まだ京都に住んでたころ、高野文子さんが東京を1日案内してあげると言って下さって、贅沢な観光案内をお願いしたことがありまして、初手に渋谷のハンズに入って上から下まで見て回ったら1日が終わってて…高野さんいっぱい計画あったのにーって悔しがりつつハンズの魅力に2人で満足しました有難う https://t.co/NycITvdYa3
【渋谷・ハンズよ永遠に‥‥】 高校時代の文化祭に始まり、デザインの大学時代からモノづくりを支えてくれた心の友。 近くに新宿ハンズもあるのだが、クラフト寄りの品揃えが充実していた渋谷のハンズがなくなると本当に困る。。。11月って本当に急。 渋谷に行く理由が、また一つなくなってしまう。 https://t.co/DkWmnq9ueL
売り上げはわからないけど、渋谷にハンズがなかったら渋谷じゃないような気がする。 時代は変わるとか言うけどハンズは変わりながらそこにいたじゃん。 賃貸契約満了ってあの頂上からハンズを出すことは渋谷の損失だ。あとPARCOもだ。 https://t.co/dCLExQIuDY