アデバヨ
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マイアミ・ヒートのバム・アデバヨが2026年3月10日のワシントン・ウィザーズ戦で83得点を記録し、NBA史上2番目に高い1試合得点記録を樹立した。これがSNSを中心に大きな話題となっている。

アデバヨはこの試合でフィールドゴール43本試投20本成功、3ポイント22本試投7本成功、フリースロー43本試投36本成功という成績を残し、41分48秒の出場で83得点9リバウンド3アシストを記録。ヒートはウィザーズを150-129で下した。

今回の記録が特に注目を集めているのは、コービー・ブライアントが2006年に記録した81得点という「現代NBA最高得点記録」を約20年ぶりに塗り替えたからだ。NBA史上80得点以上を1試合で記録したのは、ウィルト・チェンバレン(100得点、1962年)、コービー・ブライアント(81得点、2006年)、そして今回のアデバヨの3人だけという超希少な記録でもある。

さらに、フリースロー36本成功はNBA記録を更新した(従来記録は32本)。フリースロー試投数も43本に上り、試合終盤の「ハック戦術」(意図的なファウルでフリースローを与える戦術)による得点機会増加を指摘する声もある。

話題性をさらに高めているのが、記録達成の背景だ。この試合ではヒートの主力選手がほぼ全員欠場しており、アデバヨへの得点機会が通常より大幅に増えていた。また、試合当日には母親がスタンドで観戦していたというエピソードも伝わっており、純粋なスポーツ記録を超えた人間的なドラマとして受け止められている。

アデバヨは今季シーズンハイが32点、キャリアハイも41点(2021年)という守備面でも評価される選手だっただけに、「まさかアデバヨが」という驚きの声が特に大きい。チェンバレン、コービーという伝説的スコアラーに並ぶ記録を、守備型センターとして知られる選手が達成したことが、この記録の異次元性をさらに際立たせている。