風見さん
画像: AI生成

2026年4月10日夜、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』が金曜ロードショーで地上波初放送され、公安警察の風見裕也というキャラクターへの愛着と笑いが入り混じった投稿がXに溢れ、「風見さん」がトレンド入りした。

風見裕也は警視庁公安部所属の警部補で、安室透(降谷零)の部下にあたる30歳の刑事だ。本作では長野・八ヶ岳連峰を舞台に、自発的に判断して動く独立したキャラクターとして描かれており、ファンから「裏の主役」と称されるほどの存在感を発揮している。

一方で、上司・安室透から厳しく詰め寄られる場面や、車内に缶コーヒーの空き缶が大量に積み上がっている描写、コナンにも「風見さんこれ調べて」と次々と使われる姿など、「不憫な苦労人」としての側面も随所に描かれている。リアルタイム視聴者はこれらの場面に「缶コーヒー4本飲んでパワハラ上司にガン詰めされてる」「公安、ブラック組織だった」「安室さん風見さんにお休みあげて」と次々と反応し、笑いと同情が入り混じった投稿が拡散した。

さらに、安室透の声優が2024年6月に古谷徹から草尾毅に交代して以来初の地上波放送となったことも注目点のひとつだ。草尾毅が演じる安室透の「冷え切った声」が風見への態度をより際立たせるとして、「大人って感じで好き」という声も上がっている。

本作は2025年4月18日に劇場公開された劇場版第28作目で、興行収入147.4億円を記録した大ヒット作。今回の放送は本編ノーカット・20分拡大という特別仕様で、劇場未鑑賞の視聴者にとっても初見の機会となった。ラストシーンで風見が降谷零を引き戻す重要な役割を果たす展開への感動・考察投稿も多く、単なる「不憫キャラ」消費にとどまらない深い愛着がファンの間に広がっている。