#私を構成する9つのアニメ
画像: AI生成

「#私を構成する9つのアニメ」が2026年3月5日にXでトレンド入りし、1830件以上の投稿が集まっている。特定のニュースや記念日との紐付けは確認されておらず、自然発生的に広がったバイラルコンテンツだ。

このタグは、自分の人格や趣味嗜好を形成したアニメ作品を9つ選んで公開するという参加型フォーマット。同様のフォーマットとして「#私を構成する5つのマンガ」が2020年4月にTwitter世界トレンド1位を獲得し、62万件以上が集計された実績があり、今回はそのアニメ版・9作品版として展開している。

「5つ」から「9つ」に枠が増えたことで、より深い自己開示が可能になった点が今回の特徴だ。投稿を見ると、90年代の『スレイヤーズ』『カードキャプターさくら』『デジモンアドベンチャー』から、2000年代の『CLANNAD』『AIR』『Kanon』、さらに2020年代の『葬送のフリーレン』『チェンソーマン』まで、幅広い世代のアニメファンが参加している。

なかでも目立つのが、KeyとKyoto Animation(京都アニメーション)が組んで制作した「泣きゲー」三作品の存在感だ。『Kanon』(1999年にPC版ゲームリリース)、『AIR』(2000年にPC版ゲームリリース)、『CLANNAD』(PC版ゲームは2004年4月28日発売、アニメは2007年放送開始)は、複数の投稿で繰り返し登場しており、2000年代に青春を過ごした層の「自己形成作品」として根強い支持を集めていることが改めて示された。

また、「ラブライブ!」シリーズや「結城友奈は勇者である」シリーズを全9枠に記入するスタイルの投稿も一定数あり、特定IPへの深いファン愛を可視化する場としてもこのタグが機能している。さらに「トラペジウム」を9枠すべてに入れるなど、ユーモアを交えた投稿が新たな楽しみ方として広がっている。

自分の「アニメ遍歴」を公開することで他者との共通点を発見したり、知らない作品に出会ったりできる点が、このタグの継続的な人気の理由といえる。