6月26日夜、山梨で最大震度6弱 富士五湖を震源とするM5.6
2026年6月26日22時29分頃、山梨県東部・富士五湖を震源とするマグニチュード5.6、深さ約20kmの地震が発生し、富士河口湖町などで最大震度6弱を観測しました。神奈川県西部・山梨県中西部・静岡県東部で震度5弱、東京多摩地区や神奈川東部、伊豆地方で震度4、東京23区や埼玉・千葉・長野でも震度3を記録し、首都圏を含む広い範囲で揺れが感じられました。
22時29分頃、山梨県東部・富士五湖でM5.6の地震。富士河口湖町で震度6弱、大月市で震度5強、相模原市緑区などで震度5弱。
気象庁はこの地震による津波の心配はないと発表しています。
「約100年ぶり」の希少性と富士山近傍という不安が拡散の引き金に
この地震が大きく拡散した最大の理由は、その歴史的な希少性です。気象庁の震度データベースによると、山梨県で震度6弱以上の揺れを観測するのは1924年の丹沢地震以来、約100年ぶり。現在の震度階級が導入された1996年以降では初の記録となります。
気象庁の震度データベースを調べたら、山梨県で震度6弱以上の揺れを観測するのは1924年以来。約100年ぶりです。
さらに震源が富士山に近い富士五湖エリアだったことから、噴火への懸念も広がりました。前日の25日には岩手県沖でM6.9・震度6強の地震が発生しており、2日連続の震度6弱以上は2016年の熊本地震以来。連続発生への不安も拡散を後押ししました。
富士山噴火を案じる声、安否確認、そして交通への影響
SNSでは「約100年ぶり」という事実への驚きと、富士山噴火への懸念が混在しました。「富士山の噴火などが起きないことを願います」という投稿が多数のいいねを集めた一方、気象庁が富士山の火山活動に特段の変化はないと発表したことで、安堵する声も広がりました。
震度分布をまとめた速報投稿や、「夜間でもあり落ち着いて行動を」「火の元に注意を」といった安全呼びかけも相次ぎました。小田急線が全線で運転見合わせとなるなど交通への影響も拡大。高市首相は関係省庁に被害状況の把握を指示し、自衛隊が山梨県庁に連絡員を派遣しました。気象庁は約1週間、最大震度6弱程度の余震に注意するよう呼びかけています。
22時29分頃、山梨県東部・富士五湖でM5.6の地震。 富士河口湖町で震度6弱、大月市で震度5強、相模原市緑区などで震度5弱。 M5.6なので強震域はややコンパクト。震源と地形の関係から、西湖・河口湖~大月にかけての「富士急行線」沿線で強く揺れたものと思われます。 https://t.co/AYcdDAHBnj