2026年2月14日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝で、前回北京五輪金メダリストの平野歩夢選手が7位入賞を果たした。この結果以上に注目を集めたのは、1月に複数箇所骨折の重傷を負いながら、わずか27日で五輪決勝の舞台に立った驚異的な復帰劇だ。
平野選手は1月の練習中に骨盤を含む複数箇所を骨折し、顔面にも腫れや青あざが残る状態での出場となった。競技後のインタビューで「生きるか死ぬか」「生きててよかった」と語った言葉は、選手生命の危機から奇跡的に復帰した挑戦の重みを象徴するものとして、多くの視聴者の心を打った。
平野選手は2014年ソチ五輪で15歳の若さで銀メダルを獲得して以来、2018年平昌五輪でも銀メダル、2022年北京五輪で悲願の金メダルを獲得した日本スノーボード界のレジェンドだ。今大会は4大会連続出場となり、14歳から27歳までの集大成として注目されていた。
決勝では、後輩の山田琉聖選手が銅メダル、戸塚優斗選手が金メダルを獲得。平野選手は笑顔で後輩たちを祝福する姿が印象的だった。「また次に」という前向きな発言は、4年後への期待を抱かせる希望の言葉として受け止められている。
スノーボード界のレジェンド、ショーン・ホワイトも「困難を乗り越えられる人がいるとしたら、それは彼だよ」とコメントし、平野選手の不屈の精神を称賛。満身創痍で挑んだ姿は、メダルの色以上に多くの人々に勇気と感動を与える結果となった。

平野歩夢選手、神宮寺くんを2年目で引き寄せてくださってありがとうございました!悔しいとは思うんだけど、力をいただきました感動しました。堂々と闘う姿がかっこよかった!お身体大事にしてください。 #平野歩夢 #神宮寺勇太