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高市首相「有料会員になりたくない」答弁で国会が騒然

2026年6月4日午前の衆議院予算委員会で、中道改革連合の伊佐進一議員が高市首相陣営による中傷動画問題を追及した。焦点となったのは、週刊文春が入手した高市事務所の公設第一秘書・木下剛志氏と動画作成者のZoom会議音声。伊佐議員は事前通告の上で「声の主が秘書本人かどうか確認してほしい」と求めた。

これに対し高市首相は「質問通告を知ったのが午前3時半で、文春オンラインは有料会員でないと音声を確認できなかった」と答弁。「有料会員になれというのか」という趣旨の反応を示したことで委員会は騒然となった。

高市総理「有料会員になって聞くのは難しい」 高市陣営のネガキャン動画疑惑で公設秘書のやり取り音声を文春が公開

伊佐議員が「今その音声を持っている」と委員会の中断を求める場面もあったが、休憩は認められなかった。

問題の背景にある中傷動画疑惑とは

今回の答弁の前提には、週刊文春が複数号にわたって報じてきた中傷動画疑惑がある。文春は、高市事務所の公設第一秘書・木下剛志氏と動画作成者・松井健氏の昨年12月のZoom会議音声を入手したと報道。陣営が対立候補等への中傷動画を1日100〜200本規模で作成・拡散していた疑惑や、2025年9月から2026年3月にかけて動画作成者に67通のメッセージを送信していたとされる点が報じられている。

《“中傷動画”の新証拠》高市首相秘書・木下剛志氏と動画作成者の「Zoom会議音声」を入手

こうした具体的な報道が積み重なる中で、首相が証拠音声の確認自体を避けたことが、疑惑の深刻さを改めて浮き彫りにする形となった。

「前代未聞」「ご飯論法」SNSに渦巻く呆れと皮肉

SNS上では圧倒的に批判と呆れの声が支配的となった。「有料会員になりたくないって理由で答弁拒否はすごいので高市首相は間違いなく歴史に残りますね」という皮肉や、「そんなの総理本人じゃなくても出来るでしょうに。有料会員になるかならないかの話をしてる……ザ・ご飯論法」と論点ずらしを指摘する声が拡散した。

伊佐議員が「何のための事前通告か」と問い返した場面は象徴的に共有され、制度の形骸化を懸念する投稿も目立った。一方で、週刊文春の電子版が「初回登録は初月300円から」と料金プランを紹介する投稿も拡散し、答弁の「コスト感覚」を揶揄する皮肉が広がった。怒りと冷笑が混在し、政治的関心の薄い層にも「さすがにおかしい」と感じさせる内容として広がっている。