2026年4月29日、格闘ゲーム界に「ウメハラ」の名が再び大きく刻まれた。神奈川県川崎市のCLUB CITTA'で開催されたイベント「獣道」のメインカード、ウメハラ選手(44歳)対MenaRD選手(26歳)による『ストリートファイター6』の10先対決が、格ゲーファンのみならず広く注目を集めたためだ。
試合はウメハラ選手(使用キャラ:豪鬼)が開幕2連勝で先行する展開を見せたが、MenaRD選手(使用キャラ:ブランカ)がそこから5連勝で逆転。最終的に10-6でMenaRD選手が勝利を収めた。この劇的な試合展開は観戦者を熱狂させ、公式配信の最大同時接続数は16万9000人、ミラー配信を合算すると30万人を超えるという格ゲーイベントとしては異例の規模の視聴者を集めた。
MenaRD選手はカプコンカップ2017優勝、カプコンカップ9(2022)優勝、EVO Japan 2024・2025連覇、EVO 2025優勝と、現代格闘ゲームシーンを代表する実績を持つ選手。一方のウメハラ選手は1990年代から第一線を走り続ける「格ゲー界の生きる伝説」であり、この対戦は単なる試合を超えた「世代交代の象徴」として位置づけられていた。MenaRD選手が2025年2月13日に挑戦状を投じてから約2か月半、ファンの期待と緊張が高まり続けた末の実現だった。
試合後のコメントも大きな反響を呼んだ。ウメハラ選手の「1ミリの言い訳の余地もなく負けた。残念だけどすがすがしい」という言葉は格ゲーファン以外にも広く拡散し、スポーツマンシップの模範として称賛された。MenaRD選手の「格闘ゲームの神様と10先で戦えることができて光栄だった」という発言も感動を呼んだ。
同イベントではラギア対GO1、アッシュ対チクリンの対戦も行われ、チクリン選手がアッシュ選手に7-4で勝利している。「ウメハラは終わったのか、まだ先があるのか」という今後への期待の声も多く、格闘ゲームシーン全体の盛り上がりを象徴する一日となった。
めちゃくちゃカッコよかった! 16歳から一緒にやってたけど、まだこの年齢になってもこのプレイングを魅せれるのまじすげーよ! でも人の試合をみてここまで悔しい感情になったのは初めてだわ! ゆっくり休んでほしい!ウメハラ3ヶ月本当お疲れ様! https://t.co/5sbPURe3tq