美輪明宏
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美輪明宏さん91歳で死去、最期の言葉は「ありがとう」

歌手・俳優・演出家の美輪明宏さん(本名・丸山臣吾)が、2026年6月20日午前9時30分に老衰のため91歳で永眠した。所属事務所の公式サイトに訃報が掲載され、報道各社が一斉に伝えた。スポニチの報道では、その最期の様子がこう記されている。

老衰のため91歳。「最後は『ありがとう』と一言感謝の言葉を伝え、静かに目を閉じました」。

1935年5月15日に長崎市で生まれ、「ヨイトマケの唄」「メケメケ」などのヒット曲、舞台「黒蜥蜴」、そして宮崎駿監督作品の声優など、半世紀以上にわたって多彩な活動を続けてきた。生前にしたためた直筆メッセージも公開され、「愛があれば戦争なんか起こりません」という言葉が遺された。

「代わりになる人がいない」——世代を超えて広がる追悼

Xでは追悼・惜別の声が圧倒的で、批判的な反応はほぼ見られない。反応はおおむね次の三つに分かれている。

  • 最期の言葉「ありがとう」への感動: 「寂しい。本当に寂しい」「本当にありがとうございました。これからもあなたの歌を歌い継いでいきます」といった純粋な追悼が相次いだ。
  • 声優としての功績: 「もう生と死という世界を超越していると思ってた…もののけ姫のモロの声大好きでした」と、『もののけ姫』モロの君役を惜しむ声が若い世代から多数。韓国語での追悼投稿も見られた。
  • 被爆体験者・平和の語り部としての喪失: 「戦争体験を語ってくださる方がこの世界からどんどん消えてしまう」と、長崎出身の証言者を失う重みを語る投稿も目立った。

「いま、この国の最後の怪獣が天国に帰る。美輪明宏、代わりになる人など誰も思い浮かばない」という投稿が広く共感を集め、唯一無二の存在への惜別が世代を超えて共有されている。