若林正恭の初小説『青天』が第175回直木賞候補に選出
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭(47)の初小説『青天』(文藝春秋)が、第175回直木賞の候補作に選ばれた。2026年6月11日午前5時、日本文学振興会が公式Xアカウントで候補作を発表したものだ。
候補5作のうち蝉谷めぐ実・原田ひ香・若林の3人が初候補、凪良ゆうが2回目、朝倉かすみが3回目となる。選考会は2026年7月15日(水)に実施される予定だ。
オードリーの若林正恭の初小説「青天」が第175回直木賞の候補作品に選出!! 若林「とにかくアメフトが好きで夢中で書いた作品なので、直木賞の候補作に選ばれるとは思ってもいませんでした」
本職作家でない初小説での候補入りという異例性
今回の候補入りが「異例の快挙」として注目を集めるのは、直木賞が定評のあるエンタメ作家を対象とする賞であり、本職作家ではない書き手の、しかも初めての小説が候補に入ること自体が珍しいためだ。各メディアも「作家を本職としない書き手の初小説がノミネートされるのは珍しい」と報じている。
また、2015年に又吉直樹が『花火』で芥川賞を受賞した事例と重ねて語られることで、お笑い芸人×文学賞という文脈で幅広い層の関心を集めている。
作品『青天』は2026年2月20日に発売され、発売直後から全国の書店で売り切れが続出。10万部の重版が決定し累計18万部に達するヒットとなっており、若林自身が高校時代にアメフト部に所属していた経歴も作品の背景として注目されている。
「ノミネートでも凄い」称賛と読書意欲が広がるSNS
発表直後からSNSでは候補入りを称賛する声が圧倒的多数を占めた。「確かに直木賞は芥川賞以上に異業種が飛び込む余地がないイメージです。納得の快挙だけど本当にめちゃくちゃすごいことですね」といった驚きの投稿が拡散している。
「読まなきゃな」「青天直木賞候補!すごい!」といった購買・読書意欲を示す声も多く、すでに品薄状態の作品にさらなる注目が集まっている。
また「やっぱり漫才のネタ考える人って、物語の構成を作る技術が養われてるのかな?」と芸人としての創作力に着目する見方や、「もし直木賞に受かったら『若林先生』と呼ばなければならない」といったユーモアある反応も。一方で「話題性で芸能人を候補にするのは」といった慎重な声も一部に見られる。
オードリー若林さんのアメフト青春小説『青天』が直木賞候補に🎉 純文学の新人賞である芥川賞と違い、定評のあるエンタメ作家が対象の直木賞で、本職ではない書き手の、しかも初めての小説で候補入りは異例。元文芸担当でお笑いにも詳しい共同通信の平川翔記者が同作を解説▼ https://t.co/FPDxo8Q5Xl
オードリー若林、直木賞候補に。 もし直木賞に受かったら、「若林先生」と呼ばなければならない。ビビる大木も「若林ゲンゼイ」とは呼べなくなる https://t.co/a3vJTK3rt4