震度5強
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2026年4月27日午前5時24分ごろ、北海道十勝地方南部(深さ約80km)を震源とするM6.1の地震が発生し、北海道浦幌町桜町で最大震度5強、新冠町で震度5弱を観測した。震度4は北海道の広い範囲や青森県でも記録され、北海道から東北にかけて広域で揺れが感じられた。

今回の地震が特に注目を集めた最大の理由は、早朝という時間帯と直前の大地震の存在だ。午前5時24分という就寝中の住民も多い時間帯に緊急地震速報(Jアラート)が発報されたことで、北海道広域の住民が一斉に目を覚まし、Xへの速報投稿が地震発生から数分以内に殺到した。

さらに大きな背景として、4月20日に三陸沖でM7.7の地震が発生し、気象庁が「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表して約1週間の警戒を呼びかけていた点がある。この警戒期間中に今回の地震が起きたため、「後発地震ではないか」「巨大地震の前兆では」という懸念がSNS上で急速に広まった。これに対し気象庁は「この地震は後発地震注意情報の対象となる後発地震ではない」と公式に明示している。

今回の震源は深さ約80kmと比較的深く、気象庁は余震が多発する可能性は低いとしながらも、約1週間は同程度の地震への注意を呼びかけている。津波の心配はなく、午前6時時点で被害情報も確認されていないが、JR北海道の日高線・根室線で運転見合わせ、道東自動車道の本別IC〜白糠IC間で通行止めが発生した。

4月だけで茨城(震度5強)、長野(震度5強・5弱)、青森(震度5強)、そして今回の北海道と、震度5強以上の地震が相次いでいることへの不安感もSNS上で広く共有されており、防災意識の高まりとともに正確な情報への需要が急増している状況だ。