WWDC 2026でAI刷新した新Siriが正式発表
2026年6月8日(日本時間6月9日未明)に開幕したWWDC 2026の基調講演で、AppleがAI機能を大幅強化した新しいSiriを発表した。新SiriはGoogle Geminiモデルを統合し、画面認識機能やマルチターン対話、複雑な文脈理解、アプリ間連携に対応する。
SiriとApple Intelligenceが統合した「Siri AI」発表、Siri経由でApple Intelligenceを駆使できる
X上では「イベント検索→パーティーの企画→メニュー作成→グループチャットへの招待送信まで、自然な会話だけで完結」「メッセージや写真、ファイルなど個人コンテンツも横断して理解」と、新機能を紹介する投稿が相次いだ。
なぜ今話題か——「Gemini基盤×プライバシー」という逆説
Siriは過去にiPhone 4Sで初搭載された先駆的な音声アシスタントだが、ChatGPT・Gemini・Claudeなど後発の生成AIに機能面で大きく遅れをとっていた。Appleは2024年10月にApple Intelligenceを提供開始したが、Siri自体の会話能力は競合に劣るとの評価が続いていた。
今回の発表で最大の売りとなったのが、チャット履歴を30日・1年・無期限で自動削除できるプライバシー機能だ。ChatGPTやGeminiがデータを蓄積するなか、「AI性能で戦わず信頼で差別化する」という戦略が注目を集めている。
Appleの新Siri、最大の売りが「会話を自動削除できる」って面白い。(中略)ただ皮肉なのは、その新SiriはGoogle Gemini基盤という事実😅
プライバシーを売りにしながら基盤がGoogle Geminiという逆説が、戦略の説得力をめぐる議論を呼んでいる。
期待と失望が交錯——日本語ユーザーの落胆も
SNS上では反応が複雑に分かれている。新機能を歓迎する声がある一方、「正直想像を超えるものではない」「想像している範囲のかなりミニマムな機能を搭載している感」「ちょっと物足りなかった」という冷静な評価も目立つ。
とくに日本語ユーザーからは落胆の声が相次いだ。「Siri AIは『まずは英語で利用可能』となり、そのほかの言語でも素早いペースで利用可能になる…と。日本語はいつなの…」という投稿や、「日本語の音声入力認識精度に期待できない」としてAndroidへの乗り換えを検討する声も登場している。
一方で、ChatGPT・Claudeを含むサードパーティAIへの開放という「マルチモデル戦略」については、Siriを生成AIの入口にする方向性として評価する向きもあり、期待と失望が入り混じる状況となっている。
今後の展開——リリースは2026年9月見込み
正式リリースはiOS 27・iPhone 18シリーズと同時の2026年9月を見込む。新Siriは英語から先行展開され、その後多言語対応を進める方針だが、日本語対応の時期は未定だ。
WWDC 2026: Everything announced on Siri AI, iOS 27, Apple Intelligence and more
また今回はTim CookがCEOとして臨む最後のWWDCという節目でもあり、AppleのAI戦略の転換点として今後の実装内容と日本語対応の動向に注目が集まっている。
Siri ENDAIは「一緒に作業するAI」へ。イベント検索→パーティーの企画→メニュー作成→グループチャットへの招待送信まで、自然な会話だけで完結。メッセージや写真、ファイルなど個人コンテンツも横断して理解。会話の流れを保ったまま予定作成や情報整理、メッセージ送信まで実行 #WWDC26
Siri ENDAIがGeminiを内包すると聞いてpixelへの乗り換え悩んでたんですが、乗り換えることにします 日本語の音声入力認識精度に期待できません。 #WWDC