宮沢賢治の生誕130周年という節目に合わせ、NHK Eテレが1985年制作のアニメ映画『銀河鉄道の夜』を本日3月7日午後2時40分から放送したことが、「銀河鉄道」がトレンド入りした直接の理由だ。
本作は宮沢賢治の同名小説を原作に、漫画家・ますむらひろしの原案をもとに制作された劇場版アニメーション。最大の特徴は、主人公ジョバンニとカムパネルラをはじめとする登場人物を擬人化した猫として描いた点にある。監督は杉井ギサブロー、音楽は細野晴臣が担当。ジョバンニの声を田中真弓、カムパネルラの声を坂本千夏が演じた。1985年7月13日の劇場公開時には100万人を動員し、第40回毎日映画コンクール・大藤信郎賞を受賞した。
前日3月6日には映画ナタリー・コミックナタリー・amass・ファミ通・電撃オンラインなど複数のメディアが一斉に放送告知記事を掲載。SNSでも7500いいね超の投稿が拡散し、放送当日も録画・視聴を楽しむ投稿が続いた。
40年の時を経てもなお、本作への愛着は非常に強い。「他のどの版も物足りなく感じてしまう」「人生の中でもかなり自分に刺さった映像作品」という声が相次ぎ、初見層への積極的な推薦も目立つ。細野晴臣の音楽だけでなく、柏原満による音響効果や常田富士男のエンドロール語りなど、スタッフワーク全体への深い評価も語られている。また、宮沢賢治の原作テキストを引用した投稿が6000いいね超を集めるなど、放送を機に文学原作そのものへの関心も再燃している。
なお、ますむらひろしは1983年・1985年・2020年と3度にわたって『銀河鉄道の夜』を漫画化しており、本作の原案となった漫画版も含め、宮沢賢治作品との深い関わりを持つ作家だ。放送はNHKプラスでの配信も予定されており、リアルタイム視聴を逃した人にも視聴の機会がある。
1985年製作「映画銀河鉄道の夜」が明日Eテレで放送、2匹の猫が友情を紡ぐ https://t.co/DbPNtPqovS 田中真弓、坂本千夏が声の出演 監督は杉井ギサブロー、音楽は細野晴臣 #宮沢賢治
何度も書いたことだけど、82年に始めて銀河鉄道を描いた時、監修をしてくれた賢治研究第一人者天沢教授から、一箇所だけ、違うと言われた場面、それは半泣きで町に走るジョバンニ。「この顔が違う、もっと、悲しみを越えた、通過した顔」。そんなこと言われても、今、友だちが溺死したのに…②
銀河鉄道の夜 を観たのはガキの頃だったけど、グループタックに入った時にスタッフがいろんな挑戦を語ってくれた。美術の馬郡さんがガラスの破片を背景にばら撒いて乱反射で星のキラキラを撮影してたエピソードは凄かった。(当時は絵を1枚づつカメラで撮ってた) 素材を捨てる時に罪悪感でいっぱい https://t.co/ZYNYwnypDZ