「#ドライヤーキャンセル界隈」が2026年5月17〜19日にかけてXでトレンド入りした背景には、頭皮用冷感ローション『スカルプクーラー』を展開するCoolistによるPRキャンペーンがある。
「ドライヤーキャンセル界隈」とは、入浴後にドライヤーを使うと再び汗をかくことを嫌い、自然乾燥で済ませる人々を指すSNS発のワードだ。2025年2月頃から集英社オンラインやDIMEなどのメディアで取り上げられ、4人に1人が自然乾燥で済ませることがあるという調査結果も報告されていた。「風呂キャンセル界隈」をもじったキャッチーな造語として、特に夏場の悩みとして広く共感を集めてきた。
Coolistはこの認知済みのワードを活用し、複数のインフルエンサーに同日一斉でPR投稿を依頼するUGC型プロモーションを展開。「せっかくお風呂入ったのにドライヤーで汗かいて不快」「温風当ててるのに体感−5℃レベルでスーっと汗止まる」といった体験談形式の投稿が相次いだ。さらに、①@coolistofficialをフォロー&いいね、②「#ドライヤーキャンセル界隈」をつけて「夏しんどいあるある」を投稿するという懸賞応募形式を採用したことで、一般ユーザーからの参加投稿も大量に流入し、ハッシュタグのトレンド入りを後押しした。
Coolistのスカルプクーラーは頭皮に直塗りすることで体感−5℃の冷感を謳う既存商品で、累計販売170万個超の実績を持つ。アットコスメやLIPSでも口コミが確認できる。医師が自然乾燥による頭皮カビやニオイリスクを指摘していることも広く知られており、「ドライヤーをやめたいが頭皮に悪い」というジレンマに対し、「冷感ローションでドライヤーを快適にする」という解決策を提示する訴求が、話題の文脈と自然にマッチした形だ。
夏本番を前にした5月という時期に「暑さ×ドライヤー」の共感ピークを狙ったタイミングも、今回のトレンド入りの要因のひとつといえる。
