錦織さん
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NHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、吉沢亮演じる錦織友一が激やせした姿で再登場したことが大きな話題となっている。3月9日〜10日の放送回でその姿が明らかになり、SNS上に衝撃と称賛の声が一気に広がった。

吉沢亮は今回の役作りのために13キロの減量を行ったとされており、制作陣からも「このまま消えてしまうのではと思った」というコメントが出るほどの壮絶な変化だった。視聴者からは「やつれていて衝撃」「役者魂凄い」「言葉失った」といった声が相次いでいる。

特に注目を集めているのが、朝もやの中、橋の上に現れる錦織の演出だ。痩せ衰えた姿でありながら目と声だけは凛としているその姿が「夢幻能のよう」「この世ならぬ存在」と評され、既に亡くなっているのではないかという「イマジナリー説」まで浮上している。

物語の中で錦織は、主人公ヘブン(高石あかり)が日本国籍を取得することに反対していた。その真意について視聴者の間では「日本人になれば異国人として日本を見る目が失われ、紀行作家としての本質が損なわれる」という深い考察が広まり、錦織の優しさと献身への共感が高まっている。3月12〜13日の放送では、錦織がヘブンの「書く人」としての魂を焚き付ける「最後のリテラリーアシスタント」としての役割を果たす場面が描かれ、感動の声が殺到した。

錦織のモデルは実在の人物・西田千太郎で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を支えた明治の知識人だ。史実では西田千太郎は若くして亡くなっており、視聴者はその史実と重ね合わせながら錦織の退場を予感し、悲しみと期待が入り混じった複雑な感情を抱いている。今後の放送でどのような結末が描かれるのか、注目が集まっている。